2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ペガサス幻想

今年に入ってすでに投稿件数は11件、これも入れたら12件。3日にひと記事以上のペースで更新していることになる。その割には更新を怠っているような気がして、特に書くこともないのに何度となく新規投稿画面を開いてもにゃもにゃしてたりする日が多かったよう…

複製技術時代の漫画作品

「夜王」という漫画を知っているだろうか。しらない人でもこれ(夜王用語辞典)を読めば読みたくなること必至だと思う。あるていど長い漫画では「○○編」というふうにストーリーの区分が付けられるのが一般的だが(バキでいえば「地下闘技場編」「幼年編」「…

”支配する者”──”統べる者”──”武丸”さんがお帰りになりましたってよォ・・・・

前回紹介した「生き延びるためのラカン」を書いた斉藤環はこういう本も書いている。 世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析 posted with amazlet at 15.01.20 斎藤 環 角川書店(角川グループパブリッシング) 売り上げランキング: 19,599 Amazon.co.jpで…

埼玉の味といえば…?

難解な思想家、として思い浮かべる人も多いであろうラカン。そんなラカン理論の解説書「生き延びるためのラカン」がとてもよかった。 生き延びるためのラカン (木星叢書) posted with amazlet at 15.01.15 斎藤 環 バジリコ 売り上げランキング: 251,009 Ama…

ディズニーランド

数年前、ディズニーランドのCMにこういうのがあったのを覚えているだろうか。 ちなみに、ディズニーランドについて調べていたらこういう連載があったので紹介。 ・わたしたちはなぜディズニーランドへゆくのか――遊園地の政治学 長谷川 一 第1回 舞浜ゆめのの…

bloggerをスクレイプ

ある企業の面接の持ち物に「自分を表す101のキーワード」を紙媒体で持ってこいというものがあった。零から101個書きだすのはとても大変そうなので、自分のブログから頻出語を取り出してみるとかどうかな?とか思った。名刺以外でも「なのだけれども」とか口…

刃牙は唯の格闘漫画…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました (下)

(続き) 勇次郎が刃牙を「最強」と認めた時点で刃牙は勇次郎の最強認定を拒否するという我儘を通す力を得た。しかし最強認定を拒否するということは範馬勇次郎が最強だと認めることになり、刃牙には勇次郎の最強認定を拒否することはできなくなる。本日『<法>…

刃牙は唯の格闘漫画…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました (上)

世の中に何度読んでも面白い漫画はあるけれども(例:Cryingフリーマン)、面白いだけでなく読み返すたびに新しい発見を得られる漫画は「グラップラー刃牙」シリーズだけであると思う。(ちなみに、今年新しく読んだのはCryingフリーマンとシティーハンターく…

ASUS T100 復活ッッ

タッチスクリーンが割れてからずっとタッチ機能オフ・画面割れたまんま我慢で使ってきたのだが、ようやく修理出来た。タッチパネル自体はAliexpressで20ドル程度で買うことができる。本物なのかパチモノなのかは知らないが、そんなことをキにしても始まらな…

亡霊・幽霊・妖怪

ベンヤミンがzur Kritik der Gewalt(邦題で一番広く使われているのは「暴力批判論」)のなかで警察権力の「Gespenst」ぽさ(邦訳では「亡霊性」となる)を指摘した。 ベンヤミン・アンソロジー (河出文庫) posted with amazlet at 15.01.03 ヴァルター・ベ…

あけましておめでとうございます。

昨年の暮、「読むための理論」という本を読んでいた。括りで言えば批評理論の本ということになるだろうか。 読むための理論―文学・思想・批評 posted with amazlet at 15.01.01 石原 千秋 木股 知史 小森 陽一 島村 輝 高橋 修 高橋 世織 世織書房 売り上げ…