宝石みたいなスマートフォン Elephone S2

もう一台の買ってしまったスマートフォンはElephone S2。これはバッテリーが完全にヘタってきたMTO MK399の代わりで、海外に行くときに使うSIMフリー機にするつもり。(しばらく行く予定ないんだけども)

けっこうよさ気な端末が多い気が→Elephone


このS2は別に最新機種でもなく、価格に比して性能がいいわけでもなく、指紋認証とかバッテリーが極端にでかいとかいった特色があるわけでもない。売りはこの綺麗なバックパネルだけ。
(そこそこ前の機種ということもあって、今は15000円くらいまで下がった)
ロットによって前面だけゴリラガラスのやつと背面もゴリラガラスのやつがあるらしいけど、これはどっちだろう…試してみる気にはならない。

  

そのときの明かりで色が変わって見えたり
きれい


デザインとしてはちょい昔のXperia ZとかXperia Z1みたいな感じで、前面背面がガラス、サイドはメタルフレームというもの。Xperiaと違ってホームボタン達はソフトキーではなく、画面外にタッチセンサーで設置されてる。(ソフトキーのやつは使いたくね~)
薄さや軽さはなかなかのもので使いやすいしデザインは秀逸。メインとして使うのをこっちにして、Galaxy Note3のほうをテザリング子機にするのも悪くないかも。

スペックとしては、こんなかんじ。
SoCは前回のBlackview BV2000と同じMT6735で、CPUはA53*4。でもこっちはメモリが2GBなので、そこで結構実性能は変わってくると思う。ストレージサイズもこっちは16GB。
液晶は5インチで1280*720と、控えめ。これもBV2000と同じだ。(S2の姉妹機種に5.5インチフルHD液晶のS2 plusというのもある。)
OSに関してもこれまたBV2000と同じAndroid5.1で、プリインアプリはほとんど入ってない。5.1なのでBTテザリングのみで使用可能。
LTEの使用可能バンドは1, 3, 7, 20で、BV2000が1, 3, 7, 8, 20だったので、こっちのほうが少ない…。

比較しながら見ていくと、いかにBlackview BV2000が安いかがわかる。こういうのが発展途上国に入っていくことで、インターネット環境が世界中に普及していってるんだなーと思った。ペットボトルキャップを集めてどうのこうの、とかいうくだらないボランティアより、安いスマホを売るほうが世界を変えてるなぁ。

ただ、カタログスペックに表れない部分ではBV2000とキッチリ差をつけている。カメラもこっちは使えるレベル。画素数もこっちのほうが多いはずだけど、それ以前にちゃんと色がつく。
タッチパネルの追従性もよく、操作しててストレスを感じることはない。中華端末集めて喜ぶような人じゃない普通の日本人相手に売っても十分いけるレベルだと思う。

あとはバッテリーが2100mAh(ちょっと小さめかな)でSIMカード/microSDはトレー式。

NOKIAのmicroSDだ!


トレーは最近よくある2nd SIMカードかmicroSD選択式

でも、これを端末にうまく差し込むのが難しい


とおもいきやアクロバティックな構造になってて、microSIM*2とmicroSDを同時利用できる。これはよく頑張ったなと思う。

root化は少々面倒で、新しいファームウェアでは対策がなされていて全然ダメだった。古いファームウェアでは成功例があったので、こちらから初期ROMを入手してSP flash toolで焼き、kingorootでroot化してみたところうまくいった。
念のためkingorootで導入されるアプリは全部消してsuperSUに変更した。
未だにroot化とか厨房かよ、という人もいるかもしれないが、一度AdAwayを知るともうAdAwayなしではAndroid使ってられない。
というか世間の人って広告気になんないんだろうか。スクロール追従広告なんかみんなもっと怒っていいと思う。

真面目な話、格安SIM使いたいけど端末がないって人はこれを候補に入れてもいいかと。