装飾後の塗装について。

前回の記事のようにエポキシパテで飾り付けが終わったら、上から"スーパーヘビー"ジェッソを塗る。
エポキシパテを触った手で触り回してしまったのでせっっかく塗装した部分も汚れてしまい、やり直しになってしまった。そのため全部ぬりなおすことになったので、はみだすことなど気にせず塗っていく。
(初めてこういうのを制作するということもあって、試行錯誤しながらやっているのだが、おかげでかなり無駄遣いすることになった。
ライオンボードも無駄にしたものが何枚かあったし本来なら2,3本あれば足りるだろう金色のラッカースプレーを6,7本使っているような気もする。初期投資の一環と割り切るしかない?)

ついでに紙で作っただけだったので曲がったり崩れたりしていた刃先付近もエポパテで固めておいた。タミヤの高密度エポパテはカッチカチに仕上がるが、ウェーブ軽量エポパテはそれよりも柔らかめに仕上がるので、安全である。(多分)
 この刃先なんかは盛りつけただけでは表面が平らにならないのでリューターで削ったりサンドペーパーをかけたりして形をととのえてからジェッソを塗ったほうがよさげ。

そしてできあがったらまずは金色のラッカーで塗る。
あとで銀色にする部分は本当ならマスキングしておいたほうがいいだろうが、銀色は下地の色をカバーする能力が高いとかなので気にせず塗ってしまった。

そして金色の部分はマスキングして今度は銀色のラッカーで塗る。ラッカーの上からラッカーはいいらしいのでここもラッカー。曲線部分はマスキングテープを細かくちぎったものを組み合わせていく。
下に金色があるせいか、銀色になるまで何度も塗り重ねる必要があった。面倒臭がらずマスキングしておいたほうが節約にもなるしよかったと後悔。

そして出来上がったのがこれ。これをはがすと…

こんな感じになる。
幸い割りと綺麗に塗り分けることができていたのでアクリル塗料筆塗り修正は必要なかった。

というわけで塗装は完了…といいたいところだったが、問題が発生。

金で塗装した部分に、見る角度によって浮かび上がる汚れが。どうしてこうなったかよくわからないが、多分エポキシパテを触った手で持った時に下地部分にエポキシパテが付着していてそれが原因なんじゃないかと推測している。
ちなみにこの汚れは2000番くらいの耐水ペーパーで磨くと消えはしなかったものの目立たなくなった。
塗装面を「水研ぎ」で綺麗にするっていうのは模型作りやってる人なら知ってたかもしれないけれども初めて知った。普通に考えて塗装したところを紙やすりでこすったらせっかく塗ったものをはがすことになるじゃん、と。
実際、一部は剥げてしまった。さっきの汚れに悩んでいたときに、タミヤのフィニッシングペーパーの説明書に「水研ぎ」について記してあったので早速試してみた。その説明書には1000番以上のペーパーでやりましょうと書いてあったので1200番を使ってみたのだが、1200番でも荒すぎてジェッソ膜が一部こんにちわしてしまった。間近で見ないとわからないほどなので塗り直しはしなくてもなんとかなるレベルだったが、とりあえず2000番くらい細かいものでやったほうがいいだろう。(もしくは細目以上のコンパウンド)

というわけで、色塗りは終わり。このうえにクリアをかけたほうがいいのか、かけなくてもいいのか、それが問題、、、。