観光地を定量的に評価する簡易指標

おととい無事卒業式を迎えることができた。そして研究室の同期の人たちと記念にということで横浜中華街に行ってきた。横浜中華街って正直食欲が一旦満たされると何もすることがないし、そんなに魅力的だとは思わないんだけどなぁ…。

そこで思ったんだけど、観光地に行くと「よく見るなー」ってところがある。

一番最初に思い浮かぶのは、石をうっているところ。パワーストーンとかそういうやつ。

このチェーンは関東周辺では成田と鎌倉にあるみたい


中国の観光地に行くとだいたい翡翠を売ってるとこがあったし、観光地で石を買うのは世界標準なのかもしれない。
  この石を売ってるところや、ガラス工芸店、ワイヤーアートあたりが「観光地でなぜかよく見るやーつ」の代表例。1000円ショップ(1000円均一でおみやげをうっているところ)は最近見なくなったかわりに「こんにゃく石鹸」を見かけるようになった。

こういったおみやげ?店は比較的小粒な観光地でもよくみかける。一方でどの観光地にあるわけでもないけど、でかめの観光地にはかならずあるというものがある。それはトリックアート美術館。

いったことはないけど…


トリックアート美術館があると、そこはかなり大規模なリゾート地か集客力の高い観光地なんだなぁという気がする。同じようなものとして、オルゴール美術館というのもある。一…いや五昔前くらいなら秘宝館もこの仲間だっただろう。

観光地というのは「そこにしかないもの」があるから観光地なのであって、こういった観光地であればだいたい同じものがあるというのはよく意味がわからない。しかしうらを返せばそういった商売が成り立っているということは、観光地ではそういった「無駄な出費」をぽろっとしてしまうということになる。
であれば、ある観光地にどれだけ石屋があるか、どれだけ1000円ショップがあるかを調べることによってその観光地がどれだけ集客力があるのかを簡単に調べることができるんじゃないだろうか。つまり観光地の実力を評価するのに

(観光地のポイント) = a_1 * (石屋の数) + 1_2 * (こんにゃく石鹸屋の数) + ...

という回帰式をつくって評価することってできるんじゃないだろうか?

そういった施設の数は観光地の実力変化に対して時間的に遅れて変化するという欠点はあるけれども、簡単に評価できそうな気がするんだけど、だれか試してみてくれないかなあ?