今週読んでいた本
差異と欲望 ブルデュー『ディスタンクシオン』を読む
- 作者: 石井洋二郎
- 出版社/メーカー: 藤原書店
- 発売日: 1993/11/01
- メディア: 単行本
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ついに。
今週見た映画
ザ・サークル
問題提起系映画かと期待していたんだけど、そうではなくてファンタジー映画だった。 最後のオチがまぁ「なるほどー」とはなるけど、それ以外はうーんという感じ。
でもぶっちゃけ今の時代、Googleアカウントは人権のひとつみたいになってるし、政治系の活動にもどんどん進出してきてますよね。
最近の例がヒットしなかったのでちょっと古いやつだけど↑とか。ファンタジー映画だといいつつ完全にファンタジーだと笑い飛ばすことはできないなと途中気づいてしまった。フェイクニュースがどうこう、みたいな話もあるけどGoogleの検索やFacebookのフィード表示アルゴリズムの社会に与える影響は一私有企業がもっているPowerとしては歴史上ないレベルで大きい。局面によっては、この映画の描く世界よりもより深く大きな影響力をもっているかもしれない。(やっぱり、エンタメ映画なので表層的な部分にしかふれてない。)
でも、日本語版のキャッチコピー「いいねのために生きている」は全くこの映画の内容を表していない。これにつられて見に行った自分のような人ははぁ?となると思う。
(11/15)