先日の記事 ↓ で、ロボット掃除機を買うぞ!と宣言したので早速買ってみた。
最近のロボット掃除機事情
本題に入る前に、今のロボット掃除機事情についてちょっとだけ。世の中には2種類のロボット掃除機が存在する。「賢いやつ」と「賢くないやつ」。賢いロボット掃除機というのは、ルンバに代表されるような部屋の形を認識して、形に合わせて掃除をするやつである。一方の賢くないやつは当てずっぽうといったら言葉が悪いが適当に動きまわって、障害物にぶつかったら方向を変えるだけのやつである。
この差は値段にも反映される。賢いやつは高くて、賢くないやつは安い。賢いやつの代表はルンバで、
iRobot Roomba 自動掃除機ルンバ870 ピューターグレー 870 【日本仕様正規品】
- 出版社/メーカー: iRobot (アイロボット)
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賢くないやつは有象無象いっぱいある。モバイルバッテリーで有名なAnkerなんかも作ってますね。
Eufy RoboVac 11 (ロボット掃除機 by Anker)【静音&強力吸引 / 4つの清掃モード / 自動充電/リモコン & 充電ステーション付属】(ホワイト)
- 出版社/メーカー: Anker
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選定基準
昨年買った食洗機は導入されるとどう家事が省力化されるのかわかりやすく、あったら間違いなく良いというのが想像できた。しかし、ロボット掃除機はいまいち導入されると生活がどうなるのか予想がついていなかった。
間違いなく「コレがあれば掃除がいらない!!」というレベルにはならないのは予想ができるけれども、、。今は週1回の掃除機がけが2週間に1回ですむようになるのか、それとも月に1回でよくなるのか。または週1回はかわらないけど隅っこだけ人手でやればよくなったりするのか…。
それがわからないものに、あんまりお金は払えないなぁという日和見主義のもとで予算2万円で探してみることにした。さきほどリンクを張ったAnker(eufy)のやつが好意的なレビューが多く良さそうだったんだが、選んだのは違うやつ。ECOVACS DEEBOT MINI2というものだ。※
ロボット掃除機 床掃除ロボット 小型 スマホ対応 コンパクト 掃く 吸い込み モップ掛 多機能清掃ロボット DEEBOT MINI2
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名前の通り、ちっちゃいのである。自慢じゃないけれども、我が家は親戚や知り合いの家と比べる限りかなり整理されているし掃除も行き届いているほうだ。とはいっても、都心近くのマンションに3人肩を寄せ合って生活しているわけで家具の密度が高い。
特にこの時期は洗濯物もすべて部屋干しになる(家族3人とも花粉症)ので、輪をかけて狭い。ロボット掃除機にとっては、「スターウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還」のクライマックスの舞台である第2デス・スター内部並に攻略が難しいといっても過言ではないだろう。。
掃除させてみた感想
でも、この小ささなら椅子やテーブル・ソファの下でも余裕で入り込める。立ち並ぶハンガーラックの隙間をぬって掃除もしてくれる。初めて掃除させてみた後ダストボックスを取り出してみたら、予想の3倍はホコリが入っていた。え、やるじゃんという感じ。
残念ながら、1回の掃除ではかなり掃除具合に偏りがあって部屋のこっち半分はそこそこきれいになったけどこっちは全然、ということになることもある。でも、毎日毎日掃除してくれるので1週間スパンでみるとちょうどいいって感じだろうか。
また家全体を掃除することは難しいんだけれども、今日はこの部屋を掃除させようという部屋に朝のうちに移動させておくことで毎日違う部屋を担当させることもできる。(ルンバを1台買うなら、これを3台買って各部屋に設置したい)
運用し始めて1週間たったけれども、部屋の目立つところにホコリや髪の毛が落ちていないというのは精神的にすごい良いということがわかった。部屋の隅っことかロボット掃除機の入り込めないような隙間・家具の下は今までどおりのペースでホコリがたまっていくわけだけれども、部屋の真ん中に落ちているのはあまり見なくなった。そして見えるところがキレイなだけで、部屋が格段にキレイになったように感じる。
当たり前だけど人間の判断って知覚の範囲で得られる情報だけに依存してるんだなというのを思い知った。
今までは夜そろそろ寝ようかななんて思っていたときに髪の毛が落ちているのを見つけてしまい、イライラしながらクイックルワイパーを取り出して処理。そしたら体を動かしたせいで眠気が飛んでいってしまうみたいなことが多々あったんだけれどもこれからはずいぶん減ってくれると思う。
備考 DEEBOT MINIとDEEBOT MINI2
※DEEBOT MINIとDEEBOT MINI2というモデルがある。名前の通りMINI2はMINIの後継機種である。MINI2はWiFi搭載で、スマホアプリから制御ができる。
実はこれがかなり使い勝手に影響していて、MINIのほうのタイマー機能は「毎日同じ時間に1回起動する」というシンプル極まりないものなのだが、MINI2はスマホからタイマーを設定すると曜日ごと何時に起動するか細かく設定できる。また、1日に2回以上動かすこともできる。(朝みんなでかけた直後に1回、充電が終わった夕方にもう1回とか)
実売価格は前者は17000円くらいで、後者は23000円くらいとそこそこ大きな差がある。でもタイマーがしょぼいのはストレスフルかなぁと思って、MINI2のほうにしました。