去年の初夏の頃、どうやってたどり着いたかは忘れたけど見つけたアイドルオタクのブログがとても面白くてアイドル文化に興味を持っていた時期があります。
そのころの記事たち↓
とはいえ、興味をもったといってもインターネッツをサーフィンしてただけで、特に足を使って現地調査とかはしてなかったわけです。
そんなわけでほぼ1年たち、アイドルのことも興味から消えようとしていた今日このごろだったのですが…うっかりライブを見に行く機会に恵まれてしまいました。しかもこれからメジャーデビューするという、(見に行った時点では)インディーズのアイドルのライブ。SORA TOB SAKANAというグループでした。
どんなグループなのかは↓参照。
僕が今つとめている会社は、サブカルチャーとかオタク文化みたいなところを根城にしており、アイドルとか声優のリアルイベントを企画・運営している部署があります。そこにいる人が、「アイドルのライブに招待されて枠が余ってるんだけど、興味ある人いない?」という募集をかけていたのを見て、1年前の興味がフラッシュバックしホイホイついていってしまったのであります。
あとになってわかったことですが、このライブはいわゆる「業界人」むけのもので一般ファンがくるものではありませんでした。なので結局は一切見られなかったのですが、ほんとに「ジャージャー」とか叫んでいる人がいるのか、ステージに向かって祈りを捧げている人がいるのか気になってしょうがなくなってしまったのです。(これらは次回に持ち越し)
- 出版社/メーカー: ルイファン ジャパン(RUIFAN JAPAN)
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログ (3件) を見る
こういうのをもっている人もいませんでした。
グループメンバーの1人はまだ14歳で、20時以降は「労働」ができないというわけでほんの30分ほどの短いライブだったんですけれども、アイドルが歌う姿をはじめてまともに見た気がします。自分自身アイドルに興味があるわけではないので、、。
連れて行ってくれた人はアイドルのライブを運営しているくらいだからもちろん事情に明るく、今日みにきたアイドルはどちらかというと音楽性を売りにしててセクシャリティを露骨に売り物にするタイプではないということを教えてくれました。ポストロックというジャンルをベースにしているそうです。クラブミュージック系しかきかない自分には全然わからないジャンルですね。
で、見終わった後の感想なんですが、予期していた感じではありました。
音楽性を売りにしているとはいいつつも、歌唱の方は全然というかスカスカの声を張り上げている感じで、上手とは言い難いです。喉から出ている声っていうんでしょうか?全然専門じゃないのでわからないですが。音楽性を売りにしているとはいうものの、売りにするんだったらもっと鍛錬を積んだ人をボーカルに据えたほうが良いのではないかと思います。
一方で踊りの方はこんなにいるか?というくらい過剰に踊ります。小学生の頃にモーニング娘。が流行っていたことくらいしかアイドル関連の記憶ってないんですが、昔からこんなに踊るものでしたっけ?これちょっと考えてみたいテーマではあります。
場の空気が冷静というか、みんな座っておとなしく見ていたのも見え方に影響を与えたかもしれません。もっと観客側もトランス状態になってみないと、よさはわからないのかも。
というわけで、はじめてのアイドルライブでした。