10/22-10/28のアンテナ

政府、動物で人の臓器作製解禁へ

https://jp.reuters.com/article/idJP2018102601002695jp.reuters.com

最近この話題多いけど、いよいよ本格化ってかんじなんですかね。 もともとある臓器だけじゃなくて、こういうのあるといいよねっていう新しい臓器を開発して取り付けることは可能なんだろうか。心臓一個だけじゃ冗長性がないからバックアップできる新しい臓器つくろう、みたいな。

スマートフォンは亡命希望者の敵か味方か? 移民規制に動く欧州諸国、携帯電話のデータ解析を本格化

wired.jp

最近、CSI: サイバーというドラマを見ている。CSI 科学捜査班のスピンオフみたいで、ITに関する犯罪をハッカーたちが解決してくもの。

このドラマ、単純に一話完結で展開も早くておもしろいというのはもちろんなんだけど、今の自動車は原理上ハッキングできるコネクテッドカーとか自動運転じゃなくても、OBD2端子から信号を流し込めれば制御できてしまうといったことなどをとりあげていて、今の便利な時代こういった危険がありうるというのを啓蒙する作品としても良いと思う。

もちろん演出はドラマなのでハッカーがカタカタやりながら「いい子だ…」とかそういう感じなんだけど、スマートフォンにのっているGPSの履歴でいつどこで何をしていたかがわかってしまうとか、みんなもっとこのドラマをみて知るべきだろう。

スマートフォンって、通信機能のついたセンサーの塊である。そんなものを常時身につけて歩いていたらそれはもう本人よりもよくその人のことをわかってしまうほど情報が溜まっていってしまう。 それを今は私企業が保有しているっていうのもあまりよくない状況だと思うし(でも、その御蔭で便利になるならGoogleに情報渡すくらいいいかと思ってしまう自分もいる)、それを開示させるというのは暴力的だ。

生まれた国によって人生が決まってしまう世界は早く変えたいですね。

シリアで捕まったことが自己責任なのかどうかっていう話、まったくくだらない。その先の世界には、偶然その国で生まれてしまっただけで生まれたときからずっと暴力に怯えながら生きなければならない人がいるという事実をどう考えているのだろうか? 自分の生活するわずかな空間だけが現実世界で、それ以外は全部存在しない世界。そしてそのほどほどに心地の良い現実だけを見て生きていればいいんだということなんだろうけども。

これからますます日本は経済的にも貧しくなっていくだろうけど、心の貧困はもっと深刻な問題ですね。