久しぶりに秋葉原にいった感想

先週末、ネットワークスペシャリストの試験会場が秋葉原だったので休み時間に「ジャンク通り」を散策した。 主に「あきばお〜」とかあのへんである。

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そのへんは高校生のころから行きはじめ、学生時代はよく通っていたのだが大学院卒業・就職とともにあまり行かなくなってしまった。 下手したらジャンク通り見に行くのなんて1年ぶりくらいかもしれない。 (秋葉原に行ってもヨドバシカメラのほうに行っちゃうことが多いかもしれない。)

むかしはたかだか2GBとかのmicroSDカードをありがたがってなぁ、、なんとなくずっと持ち続けていたんだけど、この前の大掃除で1GBとか2GBのはまとめて捨てた。


これからの話は全然統計的に有意なデータをもとにしたものではなく、単にその短い時間見ただけの感想なのであまりあてにしないでほしい。


秋葉原自体はすごい人が増えていて、特にその日は中央通り沿いのイベントホールでライトノベルレーベルのイベントをやっていたようで今秋葉原ってこんなに人多いんだ〜と素直に感心してしまった。 イベントで配られたのであろう、みんな同じ紙袋を抱えて歩いていた。

あとはまんだらけ

でも、僕の記憶だといつも客がいっぱいですれ違いがストレスフルだったあきばお〜零号店は全然人がいない。 あきばお〜に限らず、よくわからない雑貨を売っているようなお店は全般的に人が減っているように感じた。

一方で、前はここ違う店だったよなぁ?というところにはアニメショップやメイド喫茶、半風俗店みたいなのが続々と増えており、街としてかなり変質しているのを感じる。

あきばお〜的な業態にとってはかなり厳しい時代なのかなぁと思った。

まず僕もそうだけど、昔あきばお〜で安い電子ガジェットを買い求めたような人たちはもうAliExpressなど中国の通販を直に使うようになったのがでかいと思う。 まぁあきばお〜も日本の他の小売店と比べたら安いんだけど、どうせAlibabaで売ってるものを右から左に流しているだけだったらAliExpressから直に買ったほうが安いのでは…という。

そして、記憶メディアも買わなくなった。DVD/ブルーレイみたいな光メディアはもちろんのこと、microSDカードなんかも使わなくなった。 これはいいことなんだけど、サブスクのストリーミングが手軽な値段でコンテンツを合法的かつほぼ無限に提供してくれるので、ファイル共有ソフトをつかってせっせとアニメやゲームをダウンロードしてDVDに焼いたりなんていう人もすくなくなっているだろうし、そもそも今のスマホにはmicroSDカードが刺さらない。 今時SDカードを買うのはカメラ好きくらいなものだろうか。

また、PCも周辺機器をつなぐ余地が少なくなった。ただでさえ拡張性の低いノートPCだが、今はMacBookがその代表だがポート類もどんどん減っている。 USBで動くおもしろガジェットもつなぎ先がなければ使いようがない。 ドスパラとかツクモ電機のようなAuthenticなPC周辺機器を売っているようなところはPCゲーミング(eスポーツといわれるけどどこがスポーツやねん)ブームのおかげで持ち直しているんじゃないかと思うけど、変なガジェットは買う人かなり減ってそうに思う。

お土産物の木彫りの熊が売れなくなったのは、ブラウン管テレビから薄型テレビへのシフトで置き場所がなくなったせいだという噂がまことしやかに囁かれているが、それと似たような話だ。

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というわけでまぁ、思い出の店でもあるので頑張ってほしいという無責任なことを思いつつも何も買うものがなかった。。

一方で、千石とか秋月みたいな電子工作系ショップは盛況。Arduino/Raspberry piはじめIoTボードのブームにのれているようで大変結構な話である。 僕も何か作ろうとはおもいつつ、結局手が出せていないのでそろそろ有言実行したいところ。 micro:bitが手を出しやすそうなのでそれにしてみようかなと。