人は同じ世界を見ているのか

最近Kyashという決済サービスを使い始めた。 要するにVISAブランドで決済可能なプリペイドカードだ。

www.kyash.co

無料で利用できる範囲ではカード番号がもらえるだけで実店舗だと決済できないのだが900円払うとICチップもついたカードが発行できる。

昔は陸マイラー?の人たちに人気の高ポイント還元が売りだったらしいが、最近はそうでもないらしい。

僕が使い始めたのは、毎月の支出をセルフお小遣い制(定額チャージしてその中からしか使えない)ようにしたかったというもの。この時、無料でクレジットカードチャージができて残高確認が簡単という点でこのKyashが魅力的だった。

この特徴を聞いて「うおお自分も使いたい」とピンときた方はぜひ下のリンクからどうぞ。ICチップのついたカード発行手数料分の紹介特典がもらえます。

kyash.me

Kyashで家計の改善

昔から、クレジットカードという制度にはちょっと疑問があるのだが、使えるものは使おうということで僕はエポスプラチナカードを愛用している。

海外旅行に行くときに別に保険をかける必要はなく、またプライオリティパスが使えるというのが嬉しい。 マルタ留学に行ったときなんかは、マルタからどこかに旅行に行くたびに空港ラウンジを利用していた。 最近は海外旅行にも行けないからあまり意味はないけれども。。

そんなエポスカードにも弱点がある。それは、利用額の反映が遅いこと。 今月いくらお金を使ってしまっているのか見えづらいのである。公式アプリがあって、利用額が確認できるのだが反映が遅い。 なので「今月まだこれしか使ってないのか、じゃあちょっと贅沢してもいいか」と思っても、実は1週間前の出費がまだ反映されていないだけということもありうる。 (コンビニとかは反映が早く個人商店・レストランは遅い気がする。加盟店の種類によって違うんだろうか?)

というわけで、ついつい予想外に出費が、、、ということを毎月繰り返していたのだが、ついにそれと決別する時が来た。 Kyashの場合はどんな支払いでも即時反映なので、今月いくら使っているのかリアルタイムに正確にわかるというメリットがある。

Kyashのカードで困った

さて、Kyashには不可解な点がある。それはカードのデザイン。

わかるだろうか。一般的なデザインに対して、ICチップの向きが逆なのである。また、裏面をみても磁気ストライプは下側についている。

お店で小さなトラブルが頻発しており、店員の方がカードリーダーに差し込むタイプのお店では反対むきに差し込まれて「認識されないみたいなんですが、、」「逆向きに刺してください」というのが5回に1回くらいある。

クレジットカードをカードリーダーに正しく差し込む際、「ICチップのある方を奥側にして差し込む」というルールに従って行動していれば、Kyashのカードだろうが正しく対処できる。しかし世の中には「文字が読める方向から時計回りに90度回転させた向きで差し込む」というルールに従っている人が結構多いのだということがわかった。

同じ振る舞いをしていても記述は異なる

このブログでも以前一回出てきたサールの中国語の部屋という思考実験がある。

中国語を理解しない人に、あらゆる中国語の質問に対して、返答が記された本を与えておく。 この人は部屋に閉じこもっており何をしているかわからないが、筆談で質問をすると筆談で返せるようになっている。 その人は質問されたときに、この本を使って回答する。 すると、中国語で質問をすると、その質問に対して中国語で答えは返ってくる。

この人は中国語を理解していると言えるだろうか?

atmarkit.itmedia.co.jp

外からのふるまいをみれば、中国語の質問に対して中国語で返しているのだから中国語を理解しているようにみえる。 しかし、その人の内面ではただ絵合わせをしているだけで、意味は理解していないといえる。

これと非常に似たものを感じる。

ICチップのついたカードはICチップをカードリーダーに読ませることで利用できる。 しかし、このルールを理解していなくても絵を見て方向を合わせればほとんどの場合利用できる。

人によってそのふるまいをするに至ったルールが異なっているのに、外部から観測すると同じ振る舞いをしている。

でもこのデザインは悪い個性の出し方だと思う

ICチップは表面についているからチップをみてほしいというのはわかるが、裏面にある磁気ストライプは普通にカードを使う時っていちいち裏返して場所を確認しないよねと思う。

Kyashのカードデザインは悪い個性の出し方じゃないだろうか、、。


心の哲学について