中学生ぶりにWolfenstein: Enemy Territoryで遊ぶ(2)

今週のお題「何して遊んだ?」

前回の記事で思い出を振り返ったWolfenstein Enemy Territory(再び、以下W:ET)。

www.k5trismegistus.me

そんなW:ETだが、Botを導入することで一人でも楽しむことができる。

ちなみに、W:ET自体は僕が中学生当時のこんなスペックのPCでも遊べていたくらいなので、今の時代となっては余程のことがないPCでなければ遊べるでしょう。

今更ながらおうち時間で楽しめる方法を伝授。

一人で遊ぼう:インストール

まずSteamでW:ET本体をインストールしたら、ET Legacy(以下ETL)というMODを導入する。(もしかしたら、W:ET本体インストールというのはいらないかもしれない?ETL単独で動くかも。)

www.etlegacy.com

W:ETのコンフィグはW:ETリリース当時のPC環境にあったものになっており、ワイドモニタが使えなかったりそもそも最高解像度が1280x1024程度しかないなど。

ET LegacyはW:ETがオープンソース化されたことに伴って開発されたMODで、これを導入するとフルHD解像度でも遊べるし色々今風になる。

そして何より、Omni-botというBotがついてくる。 Botの導入は自分でやると非常に面倒なので、ETLの仕組みに乗っかると非常に便利だ。

また、2chのまとめWikiではFritzbotというBotがいいと書かれているが、このBotを導入すると、NPCが「W:ETらしい」動きをする。 ピョンピョンジャンプしながら襲いかかってきて、レベルを最低にしたところで初心者だと手も足も出ないだろう。

その点Omni-botは、普通のFPSのNPCという動きなので楽しく遊べるだろう。

一人で遊ぼう:起動

ETLでbotだけを相手に遊ぶには、自分でサーバーをたてそこに参加するという形をとる。 サーバーを起動して、REFEREEメニューからBotを追加する設定をする。

参考になる動画があったので参考にしてみてほしい。

www.youtube.com

ここまでで、標準マップ6種で遊べるようになる。

一人で遊ぼう:マップ・キャンペーンの追加

標準マップで遊ぶだけでも楽しいが、やはりW:ETの醍醐味といえばカスタムマップ。 カスタムマップを一つ一つ Single map objective モードで遊ぶ場合、マップファイルをダウンロードしてマイドキュメント以下にできる etmain ディレクトリに入れるだけで良い。

マップファイルを配布しているリンクを一つ紹介。この辺を見て面白そうなマップを追加してみると良いでしょう。

https://www.harryhomers.org/et/download/etmain/

W:ETは、経験値が上がるたびに少しずつスキルが増えてリロードが早くなったり体力が増えたりする。 一つ一つのマップを遊ぶだけだと、経験値がその度にリセットされてしまう。 複数のマップを連続して遊べる「キャンペーン」の方が楽しいはずだ。

先ほどの記事にはキャンペーンの作り方というのが書いてある けれども、この方法はとんでもなく面倒。なので便利なやり方をお教え。

日本語で紹介されている情報が今のところない、キャンペーン用のファイルを作成できるWebサービスを発見した。

wolffiles.de

会員登録をした後、まずは Create a new campaign からキャンペーンデータを作る。 Campaign-Countを2以上にすると、一つのファイルで複数のキャンペーンを追加することができる。 そして、Maps per Campaignで1つのキャンペーンの長さ(マップ数)を決められる。マップ数の異なるキャンペーンを同時に追加することはできない。

一回ここまでで保存してからトップページに戻り、増えているキャンペーンのEdit campaing Mapsを選んでマップを選択していく。

ただし、このWebサービスで作られるファイルには、マップ自体のファイルは含まれていないので、マップファイル自体は先ほど紹介したリンクのようなところから追加しておく必要がある。

また、Omni-botはマップごとに設定ファイルが必要なのでどんなマップでも動くというわけではない。 マップごとに設定ファイルが必要でこの設定ファイルがないマップでは正常に動かない。

ET LegacyにバンドルされているOmni-botには最初からかなりの量の設定ファイルが同梱されているので、大抵の場合は動く。 しかしカスタムマップ全てに存在するわけでないので、どんなに楽しそうなマップでも動かなかったら諦めよう。。

あとは、いろいろ触ってみながら遊んでみてください。 楽しいETライフを!