今週は特に映画も見てないなぁ…。今は「シカゴ」がみたい。
ビジネスマン必読のベストセラー!『捨てられる銀行』のどこがどう読まれているのか
この記事にある次の一節が興味深い。
私は地方に行くと、老舗旅館を見るんです。地元の金融機関がだらしない地域ではどんどん潰れています。しっかりしている地域は、地元資本の旅館がちゃんと残っている。銀行が地元の企業に寄り添って経営を支えているかは、そういうところを見ればわかります
これは素直に「へー!」と思った。
その地方の観光資源の強度とかその他にも要因はあるだろうけど、今まで残ってきたものが
ここは世界遺産か、それとも「聖なるスーパー銭湯」か~あまりにも残念な「熊野古道」の現状
「聖なるスーパー銭湯」はうまい表現だと思った。とはいえそれが悪いことなのかというと。
記事を読む限り、地元の人達も観光に来る人達も熊野古道には「癒やし」とか「パワースポット」とかスピリチュアルなものを求めている点では一致しているように読める。ということは、実は誰も熊野古道の「本来の価値」なんてものには価値を見出してなくて、ただすごいパワースポットであればそれでいいわけだ。みんながそれを求めているのであれば、別にそれでいいんじゃないの?(最近消費社会に毒されすぎなのかもしれない)
熊野古道が世界遺産なのは事実なわけだから世界遺産or聖なるスーパー銭湯というのは対比構造になっていない。そこはよくない。