Amazon系アプリfor Androidの落とし穴

Amazon AppstoreはGoogle Playストアよりも有料アプリの価格が安かったり、たまに無料になっていたりするのでとりあえず入れてあったのだが、携帯(Note3)で買ったはずのものがタブレット(iFive X2)で出てこず、その逆も然りだった。

原因がわかってなかったので、とりあえず放置していたのだがようやく解決した。
きっかけはKindleアプリを使い始めたこと。PDFを読みつつわからない単語があればすぐ辞書が引けるリーダーを探していたんだけれども、Androidの場合はPDFでそれをやるのは難しい、というかあまりいい方法がないようだ。しかし、Kindleを使うといいという情報を見つけた。

こういうやつ


  

Kindleのサービスがよくわかってないんだけれども、AmazonアカウントにつきKindle用のストレージというのがもらえて、メールでそこにPDFを送るとそのストレージに保存され、Kindle(電子書籍リーダーとしての)やKindle(AndroidやWindowsのアプリケーション)から読むことができるようになるんだという。

ただし、AndroidのKindleアプリでPDFを見ても特にうれしいことはない。
Kindleアプリでポップアップ辞書をKindleで配信されている形式の電子書籍だけだからだ。

だが、ここに救済措置があって、PDFを自分のKindleストレージにメール送信する際に"convert"という件名をつけるとPDFをKindle形式に変換して保存してくれる。これを使えば念願のポップアップ辞書つきPDFリーダーが手に入る。

変換時にPDFのレイアウトは崩れてしまうが、電子書籍形式になるのでフォントサイズの変更や色反転もできるようになりメリットのほうが多い。(「プレーン」な文書じゃないときにどうなるのかはわからない)

このKindleアプリをタブレットのほうに入れてみたら、なぜかAmazon.comにログインしているということがわかった。
どうやら携帯の方のAmazon系アプリがみているアカウントはAmazon.co.jpのものなのに、タブレットのほうのアカウントはAmazon.comのほうにログインしてしまっていたらしい。Amazon.comのアカウントは作った記憶が無いし、パスワードが同じなので.co.jpのほうのアカウントと同時に作られるものだと思われる。

この解決は少々面倒で、タブレットの方で使っているAmazon系アプリで全部ログアウトしAmazon(ショッピング用の)アプリをインストールする必要がある。Amazonアプリにはどの国のAmazonにログインするかの選択があるので、これを日本のものにする。
するとKindle、Amazon Appstoreも勝手にAmazon.co.jpにログインしている状態となった。

国を選べるのはAmazonアプリだけなので、ここは直してほしい。