実はサクラ大戦2が進行不能になっており(ROMの吸い出しに失敗したかFF8のセントラ遺跡バグみたいに特定フラグを立てるとダメだったのか)、代わりにヴァルキリープロファイルをやっていた。
しかし、ある時落っことしてから左スティックが常に右下に入力状態になってしまった。
エミュレータではキーマップを変えれば良いんだけど、左スティック入力はホーム画面など十字キーで操作可能な画面すべてに影響を与えてしまうので、ゲーム画面ではともかくAndroid端末として使用がままならない。
というわけで対策せざるを得なくなった。
とはいえ今回は交換パーツもないので、正常な右スティックと壊れた左スティックを入れ替えることにした。一応XDのスティックはPS Vitaと同じものらしいので(後述)交換できないこともないはず。
裏面のゴムブッシュ4つのしたにネジが隠れている。背面パネルを止めているのはこの四本だけ。
ネジを外したら背面を剥がすわけだけど、ツメでとまっているのでマイク穴に何かを刺してこじ開けるのが手っ取り早い。どうせこんなグレーな製品を買い取ってくれるところもないので、「傷がついたら買取価格が…」なんて気にする必要もないし。
この大きなバッテリーは6000mAhとタブレット並の大容量 おかげで3日ぐらい充電しなくても使える |
このようにLRボタンとバッテリーをつなぐケーブルが三本ついているので、ガバッと開けないように注意。多分フラットケーブルが千切れたら直しようがないので。
ここはチャイナクオリティというか すごいぐちゃぐちゃな曲げ方でフラットケーブルが ねじこまれていた。 |
最初はこういうふうにずらしてLR用のフラットケーブルをはずし、その後バッテリーを外すと作業しやすいかと。
背面パネルが完全に外れたら、ケーブル抜け防止?の布テープをやはりフラットケーブルが千切れないように剥がして、スティックを取り外す。ネジ二本で固定されているだけだけど、引っ張るときに抵抗がある。これはゴムがケースの穴に引っかかっているだけなのでそのまま引っ張ってしまってOK。
スティックにはALPSって書いてあるけど、わざわざ書いてあるほうが偽物っぽい…。 |
PSVita PCH-2000 アナログユニット ブラック/ホワイト 純正部品 新品
↑のようなPS Vita交換部品を見る限りたしかに同じものか互換品っぽいんだけども、PS Vitaの型番によってスティックが異なるらしい。見た目そっくりなので違いがわからないんだけど、「どの」PS Vita用スティックと同等品を使っているのかわからないのが困りどころ。
余談だけど、本当にアルプス電気の製品を使っているはずのPS Vitaのスティックも相当壊れやすいみたいなので、アルプス電気とか日本製部品とかあんまり期待しない方がいい。
昔使っていたノートPCのトラックパッドがアルプス製だったんだけどもドライバの機能も少ないし感度も悪いしでろくなものじゃなかった。
で、左右のスティックをスワップしたら元通りに戻して完成。