最近Youtubeで「太田上田」をみている。 そのなかで、爆笑田中が駿台午前部に通っていたことを誇りに思っていて、それを太田はたかが予備校なのにおかしくない?と思っている、と語る回がある。
そのやりとりと思われるのがこれ。
駿台午前部とはなんなのか調べていると、お茶飲みWikiという駿台生のためのサイトに巡り合った。
こっちに興味が移ってしまって結局午前部がなんなのかはよくわからないままなのだが、このWikiがいい感じに香ばしい。
とある高卒クラス(一度不合格になった方々)の説明に
LX(文系トップクラス)同様、全国からやってきた強者どもの集まり。 50人単位でほぼ100%の東大合格率を誇り、理系受験生の集団としては日本で一番であると言っても過言ではない。
とか
受験参考書のレーベルについて
「学参業界の岩波」と称されるほど格式高く荘重な出版社と言われている。悪く言えば権威主義的なところがある。 (中略) 他社の参考書と比較すると、本質を追究して、なるべく深く突っ込む傾向が強い。なあなあで終わらせてくるものと比べると圧倒的に価値があるため、地方の上位校志望者には非常にありがたい。
みたいな、鼻につく表現が多い。
ちなみにいうと僕のまわりで駿台文庫の参考書を使ってる人はまっっったく記憶にない。「やさしい理系数学」や「名問の森」がある河合塾の参考書の方が人気だったし、さらに参考書に限れば「ポレポレ英文読解」や「天空への数学」がある代ゼミにすら人気では劣ってた。(代ゼミの参考書もだいぶレアだったけど。) なおあくまで周りで使用者を見たかどうかの話にすぎず、これら参考書が優れているかは知らない。どれも自分では使ったことがないので。
爆笑問題の田中VS太田の議論は、よく聞いてみると田中の方がまともなことを言っていて、太田の方が読解力がないのに自分がまともだと言い張っている。(芸人ラジオなのでネタでやっているのかもと思うが) ただ田中の話し方にも原因はあったのだろう。
駿台生・出身者はなんか人の気に触る意識を植え付けられるのだろうか。
自分も習った先生もいた
ただ、駿台のWikiには自分もお世話になった先生がのっていて懐かしくなった。
懐かしい名前を発見
数学の青木亮二”師”にはSEGで習った。 たしかに、おいしいとかはげしい(あえて漢字ではなくひらがなで書きたくなる発音)みたいな表現を多用していたなーと。
数学は本番では5割を越えられず、SEGはもっと通ってもよかったかもなーと今になって思う。 冬休みに入るタイミングで、無料の東進東大特進以外はすべて通うのをやめてしまったのだ。
化学の早野益代”師”はZ会東大マスターコースで。
この先生自体は悪くないと思うのだが、少人数授業が多いZ会なのにこの授業は大教室で全然授業に身が入らなかったのは覚えている。
ただ雑談だけはちゃんと聞いていて、子どもの頃髪の毛を燃やして遊んでいた話や登山用の酸素缶の容量がモル表記ではなくがℓ表記なのに怒ってメーカーに電話した話は僕も聞いたことがある。
本番で化学は予期せぬ高得点がとれたので、いちおう身にはついてたのかも。 (化学がもし0点でも受かってたけど)
ただ冬休みに塾をやめようと思った直接の理由も正直この、先生のクラスだった。
冬季講習と直前講習の料金表を改めて見て、授業中ずっと上の空なのに両親はこんなにお金を払おうとしているのか、と申し訳なくなってしまい。笑
そのほかの先生
駿台Wikiがあるなら河合Wikiもあるのでは?と思って調べるとやはりあった。
名前なんかすっかり忘れてたけど、Z会で習っていた物理の星雄介先生、国語の一瀬文孝先生は河合塾にいたそうだ。
ただこっちの方は駿台のWikiほどこってりした記述がなくそんなに面白くはない。
駿台に対する偏見
個人的には駿台ブランドが好きじゃない。
高校受験の頃からとにかく駿台模試とは相性が悪く、いつも嫌な気持ちになっていたからという私怨だ。
特に現代文の相性が悪かった。 難しくて歯が立たない、なら諦めもつくのだが、模範解答を見てもそれが正解だとは思えないというのがポイント。 過去問(=青本)の回答も同じ傾向で、ひとりよがりで読んでもなるほどそれが正解か!という納得感がない。
ちなみに駿台のWikiにも青本現代文について
各所からの批判が多い。 駿台内からも強く批判する講師が多数いる。 本文の読解は普通だが、解答の作り方が微妙という関東駿台の特徴を体現している。
と書いてある。笑
浪人するならぜひ河合塾でどうぞ。
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にしても、自分でも驚くくらい受験時代の記憶ってでてくるね、と。