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生配信のギフティングに熱狂する人達の心理
――そうしたツールとして、ライブストリーミングは適切ですよね。演者の個性も出て多様なニーズに対応できますし、インタラクティブなコミュニケーションを通して、今までにない体験も味わえる。
自分がお気に入りの女の子のライブストリーミング中に、「前髪上げてみたら、もっとかわいいんじゃない?」とコメントをつけたら、次の放送から髪型が変わっていたとなったら、見ている人としては最高にうれしいですよね。そういうことが、SHOWROOMでは日常的に起きています。
――まるで、自分がプロデューサーになったような気分ですよね。
その瞬間から、その子の配信が「自分ごと」化します。「自分がいなくても、このアイドルやアーティストは成立してしまう」と思われてしまったら、熱が生まれることはありません。自分が影響を及ぼす「余白」が残されていることが重要です。
これ、いい具合に書いてるけど現実は危険な領域だと思うんですよね。ホストクラブとか地下アイドルと同じく、根には疑似恋愛がある。
これは中国の例だが、自分の思い通りにならなかった(推測)生主を殺害する事件も起きている。
通常であれば、特別な深い関係でない限りは見られない姿を見せる(もちろんコントロールされているわけだけど)「ガチ恋」とか「彼氏系」ヲタを生み出す地下アイドル業と同じことをやっているわけです。エンゲージメントという横文字をつかったってだまされないぞ。
(7/31)