いよいよ、最後の?SymbianかつストレートQWERTY機「NOKIA E6-00」が我が家にやって来た。
受け取ったのは母親で自分はそのとき外出していたので、家に帰ったらあったので、そこはちょっと残念…。
もう出て相当たっている機種の割に、AndroidやiPhoneにおされてNOKIA人気も落ちていることもあってか情報は少ない…。
とどいたらまずいろいろ設定しないと いけないけど、それについてはいずれ書くかもしれないのでとりあえず半日くらい使ってみた感想を。
今までE71を使っていたのでそれとの比較もしながら述べる。
・まず軽い!
E71に比べたら、明らかに軽い。それなのに軽薄さは感じさせず重みがあるという感じ。(矛盾してるけど)
軽いけれども電池カバーはステンレスである、画面はゴリラガラスであるなどなど強度や質感はしっかり保たれている。
・画面が綺麗!
もともとE71を使っているときにも、解像度の割にきれいだと思っていた。E71はQVGA(320x240)なのだが、父親が使っていたハイスペックガラケー(4年前は全盛期だった)のWVGAだかの液晶よりも綺麗に感じる場面もあった。
写真などを表示した場合はパネルの解像度勝負になってしまうが、文字の表示は使用フォントやそのレンダリングなどなどさまざまな要素がからみ合ってくる。そういうところの処理がうまいのか、文字を表示する分にはQVGAのE71>>>WVGAのガラケー であった。
E6はそれに加えて、解像度自体が向上している。VGAといえば今全盛の全面液晶スマートフォンに比べて見劣りするかもしれないが、こちらはそもそも画面が小さい。
だから画素の集密度でいえば遜色なく、非常に綺麗。
・操作性はさがった?
E6にはNOKIA伝統のソフトキー2つがない。その代わりに画面をタッチすることになるのだけれどもこれは微妙。特にブラウザではタッチ操作は快適なのだが、ソフトキーは残して欲しかった。
キーボードはE71とそう変わらないので、同じ感覚で使えてよい。
ロック解除も、2つのキーを順番に押す方式から横のスライドスイッチを一回スライドさせる方式になった。自転車用マウンターにいれるとロック解除できなくなるのは困る。走行中使うわけでないが、地図を参照するときにわざわざ出すのはめんどくさい。
・AllFiles化必須
+JがあればAllFiles化いらないよね、っと思っていたら、+J本体は問題なくインストールできるのだが、管理工学研究所の配布しているE6用キーマップは証明書が期限切れ。これをインストールしないとまともに使えないので必ずインストールしないといけない。というわけでAllFiles化してからインストールしないといけないのだ。
とはいえ昔みたいに開発者権限のサーティフィケーションとキーを発行してもらって…とかいう面倒な作業がいらなくなっているので大した問題ではない。
・アプリケーションは少ない、高い
iPhone、Androidに比べたらアプリケーション数も少ないし、有料版のアプリケーションはかなり高い。たとえばGoogle カレンダーと本体のカレンダーが複数同期できるGoogasyncは1800円。他のプラットフォームならデフォルトでついているような機能にこの価格はちょっときつい。
最後の方不満しか言ってない気がするが、、、全体的には満足している。携帯電話には多くは求めない。ブラウザがあって、Gmailが使えて、カレンダーや連絡先が同期できる、その程度でいい。しかし、そのわずかな要求は高い水準で満たして欲しいという人に向いているだろう。
携帯電話にあれもこれも求める人は、iPhone 5でも買えばいいのである。