自宅にファイルサーバーを建てる Vol.番外 問題点

前回のWeb設定画面が出ない問題以外にも、実はいろいろと問題があることが発覚した。

まず、ハードディスクの問題。
ハードディスクは電源投入時の故障率が一番高いという話を聞いたことはあった。
ということはつけっぱが一番壊れない、ということになりそうなものだが、実は家庭用のハードディスクは連続稼働しても壊れやすいらしい。
放熱やその他もろもろあって、連続稼働に耐えうる耐久性を持っていないらしいのである。
さらにうちの場合、何年も前に買った余りのHDDを流用しようとしているので、事態は悪い。

そんなサーバーにデータを置いておくのは非常に不安だ。
2.5インチハードディスクは消費電力が少ないのだから発熱も少ない、ゆえにつけっぱでも大丈夫だろうという認識は間違っていたようだ。(最近はサーバー用2.5インチハードディスクというのもあって、そういうのは問題ないらしい。)

24時間連続稼動に対応した最大容量250ギガバイトの2.5型HDD新発売なんてニュースリリースが出るということは、普通のはダメよってことなんでしょう。


そして、 安全性。
すっかり忘れていたのだが、サーバーになっているネットブックは付属のACアダプタが発火したやつなのだ。
最も危険性の高いと思われるバッテリーは外して運用しているが、本体もいつ何が起きてもおかしくない。仮に何か起きたとしても、中国の得体の知れないメーカーが保証をしてくれるとは思えない。

サーバー自体が動いているかどうかは把握できないのだが、実は外からサーバー上のあるソフトウェアが動いているかどうかだけ確認できるようになっているのだが、それが"Offline"になっていたりするともしかしたら燃えてるんじゃないかと心配になる。(そのプログラムが止まってるだけなんだけど)


結局のところ、サーバーを動かす練習をすることはできても、じゃあ本格的に使い倒すか、となると無理なようである。
個人で手軽かつ安価にサーバーを、ということならば、VPSでも使ったほうがいいんじゃない?と今更になって思う。