荒川区では年に2回、区内の商店街で「街なか商店塾」というイベントが開かれる。
荒川区のホームページ(https://www.city.arakawa.tokyo.jp/event/zenevent/machinakasyoutenjuku.html)から引用すると、
街なか商店塾とは、商店主等が自分のお店を会場にして、商品の由来や製造方法の説明、健康・美容・食育等、プロならではの知識や皆さんが日頃興味を持っているテーマを紹介する受講者参加型のミニ講座です。
とある。
この一環で南千住の美加志屋という蕎麦屋さんで開催されたそば打ち体験に行ってみた。
午前の部に参加して、午後の部の人がくるまで ずっといたんだけれども、どちらも満員でした |
大昔に一回だけそば打ちはやったことがあるはずなんだけれども、それはねってある生地を伸ばして切るだけだったような気もするし、そうじゃなかった気もする…というくらい記憶が薄い。
今回は粉を練るところから。(でも参加者全員分の生地を順番にこねていく方式だからゼロから全部できたわけではない。)
個人的には9割くらいでやってみたかったんだけど、小麦粉が少ないと練るのが難しいということでそば粉:強力粉=7:3という初心者向けブレンドだった。
うまく「つなが」らないと、茹でるときにぼそぼそになってしまうんだとか。
不思議な事にそばは粉の状態ではほとんど香りがせず、練り始めると香りが出てくる。練り始めが一番強烈だ。
ねり終わったものがこんな感じ。
粉からここまで変化していく過程が面白かった |
これを伸ばして、切ることができるようにたたむ。
うまいこと四角にのばせなかった |
これを切っていくわけだけど、最初のうちは包丁が斜めに入っていたようで、櫛状につながったものができてしまった。
その後で切るときにタン、タンと音がなるように力を入れるように切るといいんだ、というアドバイスを貰ってからはきれいにできるようになった。
左が最初の方、右がアドバイスをもらってから |
ここまでできたら、実食。
3人の参加者でそれぞれのを食べ比べた |
割りと自分は9割くらいのそばが好きで、小麦粉の多いそばはおいしいのかなぁ?と思ってたんだけど、これが全然小麦粉臭くない。(富士そばとかまずくて 食べられないですよね)
表面も艶があって、高級店のそばと言われても違和感がないくらい。(つながってるけども)
2食分打って、1食はその場でもう1食は持ち帰り。
これでたったの500円というのは超お得だと思う。
食べ比べてみると、練りの部分までは全員共通なのにその後の「のし」の部分と打つ部分だけでこんなに変わるのか、というくらい全員味が異なり、奥が深いな~と。そば打ち趣味にのめり込む人がいるのもわかる。
このそば打ちももちろんおすすめしたいけど、他にもいろいろと講座があるので荒川区在住の方、荒川区に通勤通学している方はぜひぜひ積極的に参加してみてください。
(サブロンで洋菓子講座とかあったらめちゃくちゃいきたいですね~)