整体に行くくらいなので、体のいろいろなところに問題がある。その大きな原因の一つであったろう昇降機能の壊れた椅子を買い替えたので多少改善するかもしれないが、まだまだ改善点は多い。
なかでも一番気になっているのが荷物の重さである。さらに言うと、持ち歩くPCの重さ。
現在ASUS T100TAを使っているわけだけれども、これの重さは1kg以上ある。分離タイプの2in1PC特有の問題だが、タブレット側に全部のコンポーネントを詰め込むのでタブレット部の重さがけっこうある。また、T100TAのようにヒンジ付きのキーボードドックが付く場合は、タブレットの重みで倒れる事のないようにキーボードドックはむやみに軽量化出来ない。というわけなので、見た目の小ささの割にそれほど軽くはないのである。
バイト用の13インチでCPUもフルサイズ?なVAIO Zとほとんど変わらない。(値段は3、4倍違うけど)
ここをどうにかしたいなぁと思っている時に目についたのが、結局全然使ってないiPad mini用のキーボード。
こいつ |
これにiPad miniと同寸のWindowsタブレットをくっつけて、あとは適当なBTマウスをくっつければよいのでは?iPad miniが400g以下なので、だいたいWinタブレットも同じくらいとすれば総重量にしても700g以下になるのは間違いないだろう。
というわけで早速AliExpressを見に行った。
ちょうど最近中華タブレットはAndroidよりもWindowsが多くなってきているので、種類が豊富。(Windows 8.1 with Bingというのがタダだし、Androidと違ってメーカーが手を加える必要もないから)
なかでもteclast X89winというのがほぼiPad miniと同寸。しかも160ドル(+送料はDHLで12ドル)とほぼ日本円で2万円ちょうど。やすかったT100の更に半額である。
retinaディスプレイなのだ |
これは買いだな、ということで注文したのだが、届いたものをみると何かがおかしい。「起動時にWindowsかAndroidか選べ」と言われる。
実はX89にはWindowsとAndroidのデュアルブート構成になっているX89dual os(X89hd などとも)というバリエーションがあり、そっちを届けれられてしまったようなのだ。
貧乏性の人はどっちも使えるとかお得やん、と思うかもしれないが、以下の様な問題がある。
- Andoroid側の出来が悪い:変なやり方でデュアルブートにしているのもあるだろうけど、とにかく不安定で実質Windows側のほうしか使いものにならないらしい。
- CPUのランクが落ちる:dual osはZ3735Fだが、winのほうはZ3736F。微々たる差とはいえ…。
- ストレージ容量が足りない:dual osのはただでさえ32GBしかないストレージをAndroid用とWindows用で分けているので、肝心のWindows側に15GBくらいしか割り当てられていない。
これを反映してか、市場価格もX89winのほうが10ドルから20ドル高い。
一応上と下の問題に関してはパーティションをいじってAndroid領域を消し、Windowsだけにすることができるそうなのだが、なるべくやりたくはない。
AliExpressでの買い物で、今まで税関で荷物を止められて届かなかったことはあるが(全額戻ってきた)違うものを届けられたのは初めて。というわけでOpen Disputeとかをしつつ交換してもらうか差額分だけ返金してもらうかとかを求めていくことになる。
はたして無事に勝利を手にすることはできるのだろうか…?
しばらくは返品を見越して保護フィルムをつけたまま電池持ちとかたしかめてみようと。
とりあえず、液晶はめっちゃ綺麗。