東京アンダーグラウンド


「電車の嫌いな行き先は?」みたいなスレがたまにあって、日比谷線北千住どまり(前三ノ輪に住んでた時は北千住止まり/始発は空いててよかったけど、埼玉民にとっては困るんだろう)や千代田線綾瀬どまりなどがよくあがる。つまり、路線としては直通してるのに直通運行してない列車は嫌われる傾向にあるようだ。
僕の場合は行き先ではないけれども、京浜東北線快速がそうだ。

うちは鶯谷か日暮里が最寄り駅になるんだけれども、両方とも止まらない。まず快速運転する意味がわからないんだけれども、百歩譲って鶯谷はまぁしょうがないとする。しかし、日暮里は京成線と日暮里・舎人ライナーと接続するターミナル駅である。それを外すというところにセコさを感じさせる。
そういうわけであまりJR東日本は好きじゃない。

  

(僕はいわゆる鉄オタではないんだけれども)その一方、地下鉄が好きだったりする。地下鉄は車窓の景色がないから…という人がいるけれども、運転席の窓の景色は地上の景色よりも楽しい。
地下鉄はまさしく科学技術の産物で(だから旧共産圏の地下鉄はみんな豪華につくられている、という。プラハの地下鉄はそんなでもなかったけど。)建設費用もかかるので文明の行き届いた大都市にしかない。
しかし、駅を離れて暗闇の中をヘッドライトだけを頼りに走っているときは人の到達領域外の地を移動しているかのような感じにさせられる。(「地獄の黙示録」で哨戒艇に乗っているシーンを思い出させる)

バトルフィールド ベトナムでこれに乗れるマップはあるんだけども
シングルプレイではあまり楽しくない


日本でも大江戸線は他の地下鉄とは違って駅のつくりなど何らかの意図を感じさせるものになっていると思う。そもそもおりたことのある駅が片手で数えられるほどしかないけどもみんな妙なこだわりがあるように思っていた。トンネル内部も他の路線より仰々しいというか、巨大生物の体内を旅しているかのような見た目である。

で、そんな地下鉄であるが最近の銀座線のCMが妙にかっこいい。趣味の問題もあって1927とかいう数字が出てくるところでちょっとときめいたりもするんだけれども(1920年代はいいですね)
駒場時代は電車で通ってたので、たまに浅草まで歩いて行ってから銀座線で渋谷まで行ってたなぁ、と懐かしくなる。


最近エレクトロスウィングが流行っているのだろうか。いろいろなところで聞く気がする。