イチローがヤンキースに移籍してから、やはりセットでジーターとかA.ロドリゲスなどヤンキースのチームメイトの名前がニュースによく出てくるようになった。
そして、彼らがいかにすごいかをわかりやすく安打数で教えてくれる。
現役メジャーリーガーの通算安打数のランキングが以下のようになっているらしい。(すべて2011年6月8日現在のデータらしいんで今はもっと増えてるかと。)
1位・2989安打《.313》デレク・ジーター(ヤンキース)36歳・17年目
2位・2835安打《.297》イバン・ロドリゲス(ナショナルズ)39歳・21年目
3位・2821安打《.273》オマー・ビスケル(ホワイトソックス)44歳・23年目
4位・2731安打《.302》アレックス・ロドリゲス(ヤンキース)35歳・18年目
5位・2637安打《.287》ジョニー・デーモン(レイズ)37歳・17年目
6位・2542安打《.304》チッパー・ジョーンズ(ブレーブス)39歳・18年目
7位・2494安打《.319》ヴラディミール・ゲレーロ(オリオールズ)36歳・16年目
8位・2332安打《.285》ミゲル・テハーダ(ジャイアンツ)37歳・15年目
9位・2323安打《.296》ボビー・アブリュー(エンジェルス)37歳・16年目
10位・2310安打《.328》イチロー(マリナーズ)37歳・11年目
これを見たらわかるように、いわゆるレジェンドになりそうな選手である。(多分)
さらに、ヤンキースには珍しくヤンキース一筋の生え抜き選手であるということもあり、レプリカユニフォームの売上もすごくてヤンキース内のみならずMLB、いや世界の野球選手のなかで一番人気であるといっても過言ではない、らしい。
そんなジーター選手、野球に興味がなくても見たことがある…という方も多いはずである。
やきうなんかに興味ないねって人でも、ケーブルテレビでこのジップヒットのCMを見たことあるっていう人は多いのではないか。
というか、ジーター選手をこれでしか見たことないって人も多いのではないかとすら思う。(自分もそのひとり)
この商品、どう考えても日本ではそれほど売れていないと思う。そもそもこれができるスペースが都市部にはないし、そんなに売れている商品だったら地上波でもCMをやっているはずである。
野球経験がないのでなんとも言えないのだが、そんな画期的な商品だとも思えないし…。
で、どうしてそんな微妙なジップヒットのCMがどうしてジーター選手を起用することができたのか、これは大きな謎。
ANIMAXのCMで見てたときは、一応ヤンキースが日本で言う巨人的なポジションだってことは知っていたのでヤンキースの選手使ってるなんてちょっとすごいCMだな、程度にしか思ってなかったけれども、ジーター実は超すごい選手なんだということを最近知って、ジップヒットの謎さに気づいたというわけ。
アメリカはやっぱり家がひろくて庭があるの当たり前、しかもスポーツ熱も日本よりはるかに上ということで、アメリカ国内では大ヒット商品という可能性もないわけではないが、野球未経験者ながらこれはちょっと…と感じてしまうジップヒット、やはりそれほどは売れていないだろう。調べたわけではないので直感にすぎないが。
だとすれば、最近アメフトにおされている野球人気を取り戻すために、野球を手軽に楽しんでもらえる商品なら無料でCMに出てあげるよ!という感じでボランティアとして出たのではないかと考えられる。
個人的にはこれがもっとも説得力のある説明だと思っているのだが、どうだろうか。