From Russia with Love

昨日は、ロシアW杯日本xコロンビアを半分くらいみていた。見始めたときにはもう1点目のPKはおわっていたし、2点目もちょうどトイレに行っているときだったので日本側の得点シーンはまったくリアルタイムで見られなかったのだが。

↑NHKのまとめ動画です。合法!!

基本スポーツ観戦にそこまで興味がないし、サッカーはルールもよくわかってない。(でもオフサイドはわかる。サッカーの難しいルールといえばオフサイドみたいな解説がはいるので覚えた。それよりもフリーキックってなんなんだ…?) でもまぁ、昨日はよる疲れていて何もする気が起きなかったのでテレビでもだらだら見ようかと思って見ていた。

その結果、まだみてて面白いと思うレベルには行かなかったんだけどどうしてサッカー観戦を面白いと思う人がいるのかについてなんとなくわかった気がする。

https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2018/06/GettyImages-978734008-800x533.jpg 戦術うんぬんはわからないけど、長友が運動量がすごいというのは流石にわかった。

僕の祖父は中学時代(まだ高校野球ではなかった!)甲子園で2年連続で投手として出場して社会人野球をずっとやっていた人なので自然と野球に連れられていくことがあった。

野球は比較的見るべきポイントと休んで良いポイントがわかりやすい競技で、「基本投手が構えて投げた、打てるかどうか!?」というシーン以外は休憩タイムである。さらに言えば投手とかの打席はずっと休憩タイムといってよい。別に野球を見慣れている人じゃなくてもそれくらいわかる。いつ試合のほうにアテンションを向けなければならないのかほぼ明示されている。 だから球場でお弁当を食べながら/居間でくつろぎながら見るのにはうってつけの競技だ。

https://www.atpress.ne.jp/releases/59673/img_59673_1.jpg だからこういうのが可能なんだと思う

一方のサッカーのほうは、45分間いつ目を離してよいのかよくわからない。膠着状態だと思っていたらいきなりロングボールが飛んで緊迫するシーンがはじまるとかよくある。そりゃ4-0で後半アディショナルタイム突入とかだったらもういいだろうけど、昨日の試合みたいな2-1くらいだったら最後の笛がふかれるまで絶対的な安心は訪れない。 突然の緊張と開放がタイミングの予想できない形で何度も繰り返されるのがサッカー観戦だ。

面白さの原因の構造としては、割とパチンコとかギャンブルに近いものがあるのかなと感じた。 これは当たるかもしれないという瞬間が突然やってきて、緊迫の攻防がはじまる。だいたいはかもしれないで終わって、あーなんだよと未完了な感じで緊張が解かれる。でもときたま緊迫の攻防のあとに歓喜の瞬間が訪れドーパミンがドバドバ分泌される。 これがだんだん癖になってきて、サッカー観戦がしたくてたまらないという感じになるのだろう。

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自分も、最初は他に見るもん無いし見るかくらいで見始めたのに後半35分位からは守り切るのかどうか固唾をのんで見守りはじめ、アディショナルタイムが5分もあると知ったときはドキドキである。1分が5分位には感じられた。(1時間とかはいわない) 試合が終わった瞬間、気持ちの良い開放感がすこし得られたのは間違いない。これは次の試合もみちゃうかも。(でも0時からかー)


ふと思ったことに、アメリカで人気のスポーツと言えばトップがアメフト次点に野球が来る。アメフトも比較的観戦者側の休憩タイムと集中タイムが明示されているスポーツだと思うんだけど、そういうのが好まれる土壌があったのだろうか。 テレビが早いうちに普及した、とかはありそうだ…。

http://journal.jp.fujitsu.com/2018/06/12/01/img/20180612_01_index_pic_3.jpg

※スポーツをみるといえば、冬のオリンピックはみるかな…。夏はあまりだけど。 スキークロスとかスロープスタイルスキーあたりはやってたらつい見ちゃう。スノーボードにはあまり興味をひかれない。リュージュとかスケルトンなどソリ系競技もなんか好き。