年末年始、祖父母宅に行った。
祖父が新聞をみて、突然電話をかけはじめた。ちあきなおみという歌手のCDが発売されたという広告を見て、予約をしたかったんだそうだ。 翌日さっそく取りに行って、聞きはじめた。
この様子をみていて思ったことがある。
僕が歳をとったとき、今聞いているような音楽を聞いている姿ってなかなか想像できないなぁと。
Guille Placencia - Lick My Puzz (Original Mix)
仮に自分の祖父が、こんな歌詞の曲を「懐かしいなぁ」と聞いていたら孫側からすればちょっと引くと思う。
My neck, my back Lick my pussy and my crack
↑こんな歌詞
この例に限らず、だれかが懐かしんでいる曲って、歌詞の内容で懐かしんでいる姿がイメージにある。 なので中身がちゃんとあって、ある程度「上品」なものなのっている先入観がある。
50年後も、懐かしいと思うのだろうか?
歌詞の内容もともかくとして、耳が同じように聞こえるのかも想像がつかないし、音の密度が聞いていて疲れそうな気がする。 音楽もテクノロジーによって進化しているというか、大衆音楽の音の密度ってどんどん上がっているように思う。
KSHMR BAZAAR @ tomorrowland 2017
Instagramでたまに見る「hey son i found a picture of your grandpa」なんかを見ても、
今の文化の産物が、孫に見せられるものかって考えると、全然想像できないなぁと思った。