水曜日のダウンタウンで、大食いと何かを組み合わせるミックスルール対決というシリーズ企画がある。
大食いミックスルール企画について
この前、新作として大食い×ストラックアウトというのが放送された。
この企画に出てくる「フードファイター」の主戦場、大食い番組にはまったく興味がないのだが、このシリーズは爆発的な面白さこそないもののハズレ企画はあまりないように思う。
完成した食品の大食いではなく、小麦粉の大食い対決として小麦粉をいろいろなアイディアで調理して食べるという企画はその手があったか感がある。
このシリーズは前述の通り面白いのだが、ネタ元である普通の大食い、これは何が面白いのかよくわからない。
大食い番組について調べてみる
というわけで、「大食い 面白い」などのキーワードで検索してみると、見つかるのは僕と同じような意見ばかり。 大食いって何が面白いの?画面が汚い。規制すべきだ、、等々。
(気づいたけど、水曜日のダウンタウンの大食い企画はフードファイター同士が大食いで競う必要がなく、本気を出す必要がない。だから本家大食い番組と違って画面が汚くないのかも。)
僕も大食い番組自体は面白さがわからないし、食べ物を無駄にしていると感じるのも同じ。 しかしインターネット上で見つかる意見が批判サイドばかりなのはなぜなのか。
大食い番組自体、僕が物心ついた頃から人気根だったはずでそれからずっとテレビで見なくなった時期はない。 (真似した子供が死んだことがあって、一時自主規制がされたらしいが、、)
ここから考えられる可能性は2つ。
社会的な正しさ
大食い番組が好きという意見を表明することが正しくないという社会通念があり、表明することが許容されないが実は見ているひとがたくさんいるというパターン。
ポリティカル・コレクトネスの考え方の普及とともに「低俗番組」が地上波から追いやられる一方でBSCS放送でより過激になっているという。
大食い好きは社会的に好きだと言うことはできないまま大食いをみる。 この抑圧の原因はポリコレ野郎共のせいだと、対立が深まっていく。
検索ワードの違い
よくよく考えれば大食い番組が好きな人は「大食い 面白い」とかいったワードを使わないのかもしれない。 「ジャイアント白田 すごい」とか「デカ盛りハンター 感想」みたいに固有名を使うのかも。
興味によって検索ワードが違うので、物理的に同じところにいる人も見える世界が変わってくるのが検索時代。
大食い番組ってなにが面白いの?と少し思った人が「大食い 面白い 理由」とかネガティブ派が使うワードで検索すると、そこに並ぶページは大食い番組ヨクナイ、ヤメロというもの。
それをみて、やっぱりおもしろくないよな、とネガティブを強めていく。
どちらにせよ
大食いは僕は好きじゃないけど、好きな人がいるというのも受け入れられる社会でありたい。