箱コンでPCを操作する

さて、前回紹介したドライバーを使えばPCとXBOX360 ワイヤレスコントローラー with Chatpadをつなげることができる。
ゲーム用コントローラーとして使うならもうこれで準備完了なのだが、自分がこれを買った理由はエアロバイクに乗りながらPCを操作する手段が欲しかったからである。
マウスとキーボードとして使えなければ駄目なのだ。

キーボードとしてChatpadを使えるようにはなっているので、主にマウスとしての機能をコントローラーの方に持たせることになる。
今回はその設定の参考として、自分の設定例を載せてみる。

まずその前にコントローラーとChatpadのキーについて。
コントローラー側にはスティックが二本、十字キーがひとつ。そしてA,B,X,Y、そしてPS系でいうところのL1L2R1R2の位置にLB,LT,RB,RT。Bはただのボタン、Tはアナログのトリガーになっている。(PCではアナログトリガーとしては使えないが)
そして、スティック二本もそれぞれ押し込むとボタンになっていて、真ん中にBACK,START,XBOXボタン?がある。XBOXボタンは電源ボタンであると同時にコントローラーのボタンでも有り、ちゃんと割り当てが可能だ。

Chatpadのキーは47キーしかないがうち2キーがFnボタンのような役割を果たし記号も充分すぎるほど入力可能。メッセンジャーキーはTabとして働くことになる。

しかし、もちろんF1~F12のファンクションキーもなく、修飾キーもShiftだけ、方向キーも左右しか無い。なのでPC操作にはちと足りないのだ。
よって、そこらへんもコントローラーの方に割り当てることになる。

 以上のようなことも考えて、作った割り当てがこれ。

・左右スティック
これは両方共マウスカーソル移動に。スティックでマウス操作をするのはかなり難しいので左は速さ重視で感度高、右は精密操作重視で感度低。
Joytukeyには一時的に感度を落とす機能もあるが、この二本使う方式のほうがスムーズに操作できると感じる。
スティックのボタンは押しづらいし、無理してない割り当てることも無いと思い特になにも割り当てていない。

・十字キー
これは素直に方向キー。秒間8連射設定だが、これくらいがちょうどいいと感じる。

・A,B,X,Y
Aが左、Bが右、Yが中クリック。Xには半角/全角キーなどIME切り替えを割り当てる。

・RB,LB
このあたりにCtrl,Altあたりを割り当てておくとショートカットキーが使いやすい。自分はLBにCtrl,RBにAltだが、逆でもいいと思う。
RT,LT には何も割り当てていないので省略。

・BACK,START
それぞれ戻る、進む。あまり押しやすい位置ではないのでよく使うボタンを割り当てるのは得策ではないだろう。

・XBOXボタン
とりあえずWindowsキーを割り当ててみた。使うかといったら微妙…

マウスを使ったオペレーションとは精度が段違いに悪いが、自転車をこぎながらのネットサーフィン程度であれば十分使える。この記事も7割くらいは箱コンとChatpadの組み合わせで書いている。

上海問屋からこういうのも出ているが、持ちやすさが全然違うし、ゲームコントローラーとしても使える。
エアロバイクのお供にオススメ。