きのう、すこしごはんを食べすぎてしまったので錦糸町から自宅のある鶯谷付近まで歩いたのであった。ちょうど日付が変わった頃くらいからあるきはじめて、1時間くらい。一般的には「昨日」という言葉は使わないような気がするが。(25時とかそういう言い方になるのかな)
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夜の1時をまわろうかというころ、自宅からすぐ近くのよくお世話になっている自転車屋さん付近がさわがしい。何台も消防車や救急車が集まっている。よく見ると自転車屋さんの向かいのビルの窓からオレンジ色の炎が漏れている。火災というものをここまで近くで見たのは生涯で初めてだった。
火事と喧嘩は江戸の華なんていう言葉があるくらいで、野次馬がたくさん集まっていたのだが、どうも日本語を話している人が少ない。

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日本人のおっさんが話しているのが聞こえてきたんだけれども、そのビルは出稼ぎ外国人がシェアハウスのような形で住んでいるビルだったらしい。つまり、野次馬だと思っていた人たちはそのビルの居住者だったのだ。
ずいぶん古そう、築40年位はたっていそうなのもあるが、そのビルは見た目人が住むために作られたものには見えない。町工場という感じのビルなのだ。1階が作業場で上層階は事務所という感じ。何が自分にそう思わせるのか決定的なものはないが、住居であれば1戸1戸分かれて外廊下でつながっているのが一般的だけれども、外から見る限りそうはなっていなかった。おそらく、もともと事務所であった大きなフロアを中で部屋に分割しているのだろう。
野次馬だと思っていた居住者の人数をみると、ビルの大きさの割に随分多くの人が住んでいたようだった。かなりすし詰め状態で暮らしていたのではないかと思う。想像だけど、ベッドが2つとテレビを置いたら精一杯という光景が目に浮かんだ。

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こういった人々によって24時間営業のコンビニやファミリーレストラン、夜通し営業する居酒屋などが成り立っているのだろうか、と思った。彼らが事実そうであるかはわからないけれども、そういう低賃金・低スキル労働の担い手として集められているのは間違いないと思う。そうでもなければわざわざ町工場を改造したようなボロボロのビルには住まないだろう。
事実として、そういった人たちは日本では低賃金の労働をしていても母国で就ける仕事に比べたらはるかに高い収入を得られているのだろう。国で待つ家族はその仕送りで生活できる。もしくは、日本で教育を受けて母国で良い仕事につく準備ができる。一方で、我々はいつでも開いているコンビニやレストランといった便利なサービスを享受できる…。
もとにある不平等を所与として認めてしまい、現実にあるのだからしょうがないと言い切ってしまえば皆が得をしているわけなのだが、それでよいのだろうか。
でも、何も自分はできないという無力感と目の前で困っている人たちを助ける力を持った消防士や救急隊員の人たちを見ていると、今自分のやっている仕事は意味があるのだろうか?と思ってしまった夜でした。