乗り換えの理由
1ヶ月ほど前、NOKIA 9 Pureviewがアップデートのおかげでますますひどくなったということを紹介した。
正直、それまでは「カメラの画質が期待していたほどじゃないな」という程度だったんだけれども、このアップデート以降は写りどうこう以前に撮影した写真が保存されない、暗いところでカメラを使うとフリーズが頻発して復帰しない、カメラ以外のレスポンスも悪化…と普通に使う分にも支障があるものになっていた。
Android Oneなので毎月セキュリティパッチアップデートはされるけれども、安定性の向上などは一切なし。
というわけで、買い換えることにした。
手頃なサイズのスマホがMi9SEしかない!
そもそもNOKIA9もそうだが、大画面スマホはあまり好きではない。前に使っていたHuawei P10くらいのサイズで探してみると、今このサイズのスマホってほとんど存在しない。
ほぼ唯一といっていい選択肢が、Xiaomi Mi9SEだった。
Mi9 とはついているが、フラッグシップモデルのMiシリーズとは違ってミッドレンジとなる。(Snapdragon712というSoCが使われている。)
Mi10の発表までは、Mi10SEも同時に発表されるかもしれないので待っていたが、残念ながらMi10シリーズには小型モデルがなさそうだった。 なので、在庫がなくなる前に買ってしまえということでMi9SEを購入した。 どうしてこのサイズはなくなってしまったんだろう。。。
左からHuawei P10、NOKIA9、Mi9SE。縦横はP10と同じくらいだが、厚みがMi9SEのほうが厚くて重い。また、付属クリアケースをつけてもカメラレンズが出っ張っているのは気になる。
Mi9SEのカメラ
Mi9のカメラはかなり評価が高いが、Mi9SEのカメラはメインカメラこそMi9と同じセンサーモジュールを使っているが広角・ズームレンズは違うらしい。 カメラの数が5個から3個に減ってしまうのは少し残念だが、NOKIA 9.2ではカメラは4つに減るらしいので5個あっても特にいいことはなかったのだろう。。。
「ズーム・広角レンズ」という言葉からもわかるように、Mi9SEのマルチカメラは画角の違うカメラの組み合わせで、撮影モードに応じて使うモジュールを切り替えるようだ。このためか、撮影後にピントを切り替えることはできないようだ。
Pro撮影モードでいじれるところはこんな感じ。擬似的な絞りの調整がないことからわかるように、「ぼけ」のある写真はとれないようだ。
写真は結構「いじって」いるようで、何も考えずにとっても映える写真になっていそう。(中国メーカーのはそういう傾向があるらしい) 一方で、書類などを撮ると変な加工がはいっているなぁとわかる、変な映りになる。
まぁ、NOKIA9のカメラは自分で現像することを前提としたもので、パッと撮ってあらキレイみたいなものではない。 素性はいいので手間をかければ良い写真にはなる。 (だったとしてももうちょっとJPG撮って出しをがんばれたんじゃないの?と思ってしまう。)
スマホとして使うのはMi9SEにして、NOKIA9はリセットしてカメラ専用にでもしてみようかな、と思っているところ。
良かった点悪かった点
カメラの話ばっかりになってしまったが、Mi9に変えてよかった点悪かった点を最後に。
●良かった点
画面内指紋センサーの精度が上がった。NOKIA9のものが10点満点で2だったのが6くらいにはなった。とはいえ認識失敗も多く、未完成のテクノロジーすぎる、、
安定している。Bluetoothイヤホンも一瞬でつながるし、固まったりすることがない。
●悪かった点
MIUI。よけいなXiaomiアプリがてんこもり。あと、Google製のプリインストールアプリもほとんど凍結できない。
バッテリー持ちが悪い。結構勢いよく無くなる。
安っぽい。NOKIA9はいろいろ問題点は多いが、外装の高級感やかっこよさに関しては一級品だった。それに比べると、安っぽいなぁと思う。