前から興味があった、DJコントローラーを買ってみた。
Pioneer DJのDDJ-200という機種である。

Pioneer DJ スマートDJコントローラー DDJ-200
- 発売日: 2019/05/23
- メディア: エレクトロニクス
これは「スマートDJコントローラー」をうたい、PCともつなげるが主にスマホにつないで使うことを前提としているようだ。 本格的なものとの1番の違いとしては、こいつからモニター用の音声出力がない点であるらしい。(買ったところの店員さんに教えてもらった) なので、つないだPCやスマホ、PCのイヤホンジャックから音を出すことになる。
DJをやろうと思った割には僕もお店の人に教えてもらうまで知らなかったんだが、DJはヘッドホンを使って他の人には聞こえないように次の曲を聞きながら合わせているのである。 でも、スマホってイヤホンジャック1つしかないのでは?と思うでしょう。 こいつはPCなりiPadのステレオ出力を分岐してかたっぽをスピーカーかたっぽをヘッドホンにつなぐというそれでいいのか?といやりかたをする必要がある。
とはいえ当初はiPadを使うことを前提にしていたので、上記のスマホ用おてがるコントローラーでいいやと思って買ってみた。
しかし、実はよくよく考えるとiPadでやるのは厳しいぞということに気付き、今はPCにつないで練習をしている。
iPadで使うには厳しい点
購入したDDJ-200というコントローラーは、PC/Macのrekordboxというソフトウェアと、iPhone/AndroidのWeDJ、iOSのdjay、iOS/Androidのedjingという4種類のソフトウェアが利用可能となる。 rekordboxとWeDJはPioneerDJ純正のソフトウェアだ。 rekordboxというソフトウェアを利用するには月額課金する必要があるのが、このコントローラーを接続している間はロック解除されるといった仕組みとなっている。
WeDJのところがiOSではなくてiPadとなっている点に注目してほしいのだが、iPadのWeDJはDDJ-200を繋いでも使えるようにならないという制約がある。 djay, edjingはあくまで対応しているだけで、有料機能を使うにはそれぞれ課金が必要になる様子。
というわけで、iPadにDDJ-200をつないでDJをしようと思うと、WeDJ for "iPhone" をインストールして、画面を引き伸ばしてやるか…ということになってしまう。
※ついでに、Type-Cのイヤホンアダプタは持っているんだけど、iPad ProはDAC搭載のものでないとダメらしくうちにあるのではつかえなかった。
というわけで、結局はMacbookをつなぐハメに。。
楽曲の準備
djayというアプリは、ついこの間までSpotifyの曲を使うことができたそうだ。このため、曲を買わなくてもiOSのdjayを使えば膨大なライブラリを使えるということでDDJ-200のようなコントローラーに需要があったということなのだが、この7月から使えなくなった。
一方の僕は基本Apple Musicを使っているのだが、ここで配信される楽曲はDRMがかかっており、そのままではrekordboxに読み込むことはできない。 なので、まずはこれを使えるようにする必要がある。
DRMのかかったファイルをいじってDRM解除する、というのはサービスの性質上おそらくアウトなのだが、ファイルを再生してその音を録音する形でDRMをかかっていない音声ファイルを作るというのはセーフであるそうだ。(自分で使う範囲に限る) もちろん一件一件自分でやってもよいが、自動化できるツールがある。
これを使うと、楽曲のタグ情報を自動で持ってきてくれたりしてくれる。 ただ、さきほどのように音を出して録音するという形式なので基本的には曲の再生時間と同じ時間が変換にかかるので、ライブラリが膨大な人はかなーり時間がかかることだろう。(数倍速でもできるとはかいてあるが、ハード依存なのか僕のサウンドカードなどをつないでいないMacbookでは1倍速しか選べなかった。出力サンプリングレート192kHzのサウンドカードをつけていれば44.1kHzを4倍速で…とかいうことだろうか。)
お金を払いたくない場合は、自分でやることもできる。この場合は曲の始点終点を切り出すのもタグ情報を埋めるのも自分でやらないとならないが。。
いくつか有料ソフトの体験版を試したのだが、自分の環境でちゃんと曲の変換ができたのは上記のSidifyのみであった。
使い方は簡単で、MacのMusicアプリで曲をダウンロード後、上記Sidifyを開くと変換できるようになっている。
というわけで
DJ KOOのDJ講座を見ながら勉強している。