このブログでもなるへく人の興味がある話題を取り上げてブログのアクセス数を増やしたいなぁと思い、はてなのトップで特集されるカテゴリを眺めてみた。
すると、「推し」というカテゴリが上位にあることに気づく。
いわゆる「推し活」について
僕は今まで、アイドルであったりそれに類するものにハマったことがない。
とりわけ狭義のアイドルについては忌避感すら持っている。
というのも、
祖母を焼死させて逮捕された東大合格者1位「開成学園」高3生徒の異常家庭 「AKB48」握手会の翌日未明、家族4人が眠る家に灯油を撒いた少年は火を放った
僕の同学年でこういう事件を起こした人がいた。
僕は高校内の交友関係も狭かったので当人のことは知らないのだが、夏休み明けに突然学年集会があり「みなさんも例の件は知っていると思う。学校の周りで週刊誌記者がインタビューをしているみたいだが、何も答えるな」と学年主任に釘を差されたのを覚えている。
というような事件の印象が深くアイドル=よくないものという偏見を持っているのはいなめない。
AKB48自体に対しても、ある時期までは夕方のワイドショーで「握手券をダシにCDの売り上げを釣り上げる碌でもない商売が最近流行ってますよ!」といった取り上げられ方をしていたのにいつの間にか「国民的アイドル」というふうに祭り上げられるようになったのもおかしな話だと感じていた頃でもある。
「推し」という言葉を自分に当てはめてみると
ただ、対象を人以外に広げてみると自分にも推しがあるなあと思った。
推しという言葉は、単にファンであるということだけでなくそのためにお金を蕩尽するのが快感に感じる対象ということのようだ。 自分達が支えているという意識も込めて能動的な言葉である「推す」という言葉が使われているのだと思う。
一つの例がカメラになる。 まあ、ごくごくつつましくやってるだけなのだが。
カメラ業界の現状
近年のカメラ業界は、スマホに押された結果どんどんハイアマチュア・プロだけの業界になりつつある。
というわけで、各社「フルサイズミラーレス」に注力、高単価高利益率を追求している。 カメラ製造は慈善事業ではないので、企業経営としては正しい。
とはいえ、自分のようなライトなファンからしたら「これからは君みたいなのは客じゃないから」と言われているような気もする※
「自分」たちに向き合ってくれるカメラメーカーたち
その中で、OMDS・パナソニックのマイクロフォーサーズ陣営は自分のようなお金はかけたくないけどレンズ交換を楽しみたいというライト層にも顔を向けてくれている感がある。
ボディこそOMDS(オリンパス)もパナソニックも高級化の波はある。 とはいえE-M10 IVやG100といった比較的手を出しやすいものも残っている。
なによりレンズで僕のようなものでもラインナップを続けてくれているというのかうれしい。
自分の方を向いてくれていると、応援したくなるのかなあと思った。
コレクション
とかいいつつ、ボディはメルカリで買った10年前のボディ。「E-PM2」
これに、14mm、25mm、45mmの単焦点レンズが実質全装備。
(あとは父親からお下がりでもらったE-PL1+キットのズームレンズがある。これを活かそうと、ダイビング用のケースもメルカリで買ってみたがまだ一度も使えておらず。)
つつましくやっているだけで、メーカーの利益にはほとんど貢献していないわけだけれども陰ながら応援しています、というところだろうか。
「応援で買う」という意味
レンズを増やしていったときに、普通の消費とは違う買い方をした。 メーカーを応援するという意味では新品で購入したというのはもちろんなのだが、+αでいうと買うところを選んだ。 ヨドバシカメラ・マップカメラというランキングに影響力があるところで買ってみた。
個人の経済合理性を考えれば、無駄な出費ではある。 カカクコムをみればもっと安いところはすぐに見つかるのに、わざわざ数千円高いところで買うのだから。
そうではなくこれからも自分に向けた商品を作り続けてね、という応援も込みで買うということで、SDGsにも通じるように思う。
オリンパス 45mm f1.8をプレゼントしてもらった記念記事でした。
※ 昔カスタムIEMづくりをしていたときに知り合ったもとPENTAXの技術者の人が、キャノンが他カメラメーカーの妨害でどんな悪逆無道なことをしてきたのかという話を聞かされたことがある。 裏も取れないしライバルメーカーの社員という立場からの話なので信憑性が高い話ではないので、あんまりまともに捉えないでほしいけれども。
ただ、過去に我が家で購入したキャノン製プリンターなど僕個人の触れたことのあるキャノンにいい思い出がない。 そういうのが相まってキャノンはなんかいけ好かないなという思いがある。