X89で懲りて、Windowsタブレットは使い物にならないということを学んだ。やはりモバイルにはモバイル用のUIが必要だ、というわけで、今度はAndroidタブレットのXiaomi mipad2を買ってしまった。
すでに発売から随分たっているし、安価な16GBモデルにしたので15000円程度。mi5の購入価格の半額以下だ。
届いたら早速TWRPを焼き、(fastboot経由)Xiaomi.euのカスタムROMを焼き、SuperSUを焼き…(AdAwayを入れるため)と使用前の準備。
そしていざセットアップを始めよう…とすると、Google Play Storeからのアプリインストールが一切できない。その後調べて知ったんだけど、mipad2ではよくある問題らしい。よくある問題ではあるが、決定版といえる解決策がない。どのカスタムROMならいける、とかこれを焼けばいける、とか多数の情報が。で、どれに対してもできた人とできてない人がいる。
ただ、どれも手間がやたらかかる上に成功するかわからないものばかり。問題がなんなのか、そしてその解決法では何を直しているのかが不明瞭。
おそらく一番的確な情報はここで、mipad2でGoogle Play Storeが動かなくなるのは/data用のパーティションが Androidの標準であるext4以外のFSでフォーマットされているから。ファイルシステムで問題が起きるというのは不思議な気もするが、実際/dataにマウントされるパーティションをext4でフォーマットし直すだけで嘘のようにエラーは直った。
これが実行手順。
- TWRPを焼いたmipad2をVolUp+Power長押しでリカバリーモードに入る
- Wipeを選択し、"Data"にチェックを入れる
- "Swipe to Wipe"ではなく、"Repair or Change File System"を選択
- "Change File System"を選択し、ext4にする(自分の場合、実行前はext3でフォーマットされていた)
値段も手頃だし、クオリティも高いし、まぁ悪い買い物ではなかったかなーって。