第三言語
去年いったマルタで知ったことなんだけど、大陸に住んでいる人にとって、言語をふたつ使えるくらいは当たり前であるかのようだ。
まず自国の公用語がそもそも複数な場合。一緒にチュニジアに言った在スイスモンテネグロ人はドイツ語フランス語はほぼネイティブで、イタリア語もある程度話せる。英語はその次だった。
娯楽で学ぶ場合。 マルタ人はほぼ100%マルタ語と英語が話せるわけだが、テレビやラジオでイタリアの番組をみることが多くイタリア語も理解できる人が多いそうだ。
植民地支配に由来する場合。 マルタで英語が通じるのもそうなのだが、チュニジア人も基本現地の言葉(アラビア語チュニジア方言)と旧宗主国のフランス語が話せる。
というわけで、バイリンガルは割と珍しい物でもない。 ローカル言語がネイティブとして話せて、英語ともうひとつ国際語である程度意思疎通ができるのが大卒だったら普通というくらいに感じた。
英語がすこし話せるだけですごい扱いになる日本はまあ、、、という。
ロシア語を選ぶ理由
というわけで僕も第三言語を身につけようと思った。かといってそこでチェコ語とかせっっまい範囲でしか使えないような言語を学んでもしょうがない。 第三言語として学ぶとしたら、国際語と呼ばれる言語の中からえらぶことになるだろう。
候補としては、
- フランス語
- スペイン語
- 中国語
- ロシア語
- アラビア語
あたりが選択肢にはいってくるだろう。
どれを選ぶかの基準として、その言語圏がどうなるかを想像した。 まず、僕は21世紀はユーラシア大陸の時代だと考えているので、フランス語とスペイン語は人口が多いけど将来有望ではないと思う。 そして、ユーラシア大陸の時代がなぜくるかといえば、中国の一帯一路からはじまり今後自動運転によってますます陸路の交易が進化していくからだと考えている。
アラビア語圏はこの交易路からははずれているし、今後再生可能エネルギーの普及により化石燃料の重要度が下がることも考えれば、アラビア語も将来は期待できない。(中東はトルコとイランが今後中心になっていく、となんとなく思う)
というわけで中国語かロシア語だが、中国語は他にも勉強している人も多いしここはロシア語だと思う。
ロシア語学習0日目
日本語のロシア語のテキストはやはり少ない。なので一石二鳥というわけで英語でロシア語を学ぼうと考えた。 とはいえ、ある程度は素養があったほうがいいと思うので言語学習の一冊目としては定番らしい「ニューエクスプレス」を買って基礎だけは学んでおくことにした。
- 作者:黒田 龍之助
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2018/07/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
いきなり、アルファベットからつまづく。 рの発音が巻き舌のRなのだが、これがまったくできない。
ラテン文字と形が同じなのに担う音が違う文字があるのもむずかしい。 そのうち英語のテキストが読めなくなるかもしれない笑 heをニェーとか呼んでしまうかも。。
マルタのフラットメイトだったロシア人のおじさんが、モスクワに来たら娘に案内させるよーと言ってくれているので簡単な会話ができるくらいにはなりたいなぁ。