今週のお題「夏休み」
継続の必要性
夏休みの2ヶ月英語留学から帰ってきたわけだけど、その後も学習を続けている。
マルタ留学でわかった自分の英語力に関するいいところわるいところは
Pros
- CEFR基準でC-1レベル※のクラスだったので、語彙や文法の知識についてはそこまで不足はなさそう
- クラス内テストの結果もだいたい上位だった
- 学校にアルバイトに来ていたトリリンガルオランダ人女子高生に"Your English is not bad"と言われた
※
Cons
- 会話のなかで自然と文章を組み立てるのは難しい、一旦頭の中であーでこーでと組み上げる必要がある
- 英語の音が発音できていないので、英語教師のように「違う音の英語」を聞き慣れていない人には通じないことが多い
- 論文を読んだりで学んできた英語語彙なので、専門分野の語彙に比べて日常会話の語彙が弱い
という感じにまとめられる。
一方で、マルタ留学自体にも英語学習にとって良いところ悪いところがあった。
Pros
- いろいろなバックグラウンドから来る生徒と交流するので、興味を持って会話できるしもっと深い話ができるようになりたいというモチベーションが出る
- 英米以外の「なまった英語」に触れることができノンネイティブの話す国際語としての英語を学ぶことができる
Cons
- 発音がそれっぽいから騙されやすいが、語学学校に来ている(アジア人以外の)生徒は文法知識が弱い。なので間違った英語で話さざるを得ないことが多い。
- 学校のスタンスとしてもとにかくコミュニケーションの体験をしてほしいという感じなので、文法や発音のミスは大きなもの以外先生もスルーする
というわけで、留学に行けばそれだけで話せるようになる!というわけじゃない。正確に言うと、話せたという成功体験によって度胸がつくが、知識や発話の正確さにはそれほど寄与していない気がする。
結局言葉なので、せっかく得た感覚も英語を使わなきゃどんどん失われていってしまう。語学学校で得られなかったものを座学で補いつつ、オンライン英会話で会話体験をし続けることにした。
座学編
まず、とにかく発音を矯正することにした。シャドウイングとかやるのもいいのかなぁと思っていたけどまずはミクロに個別の音を出せるようにするところから。 評判のいい↓↓↓の本を使いつつ、個別の発音記号レベルから練習。
脱・日本語なまり―英語(+α)実践音声学 (大阪大学新世紀レクチャー)
- 作者: 神山孝夫
- 出版社/メーカー: 大阪大学出版会
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実際この本はよくできていると感じる。
Lは舌を前歯の後ろにくっつけて、Rは舌をどこにもつけず…みたいな感覚的な説明じゃなくて、「Lは舌を前歯の後ろにつけて空気の流れを妨げつつ、舌の両側の隙間から空気を出すことで音を出す」といったように細かくインストラクションしてくれるので努力しようがある。 実際にその音が出せるか、さらに意識してできても会話中LとRの区別をできるかといったのは別問題なわけだけど。
これがある程度できたら、語彙&基本構文を学ぶためにDuoをやってみようと思う。
- 作者: 鈴木陽一
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オンライン英会話
DMM英会話を利用している。まぁ、すでにアカウントはあいていたので。
1週間ほど受けてみて、先生ごとにとにかく会話するタイプ、発音を細かく直してくれるタイプ、文法上のミスを見つけてくれるタイプなどいろいろいることがわかってきた。 適宜使い分けるのが良いのかもしれないなぁと思いつつ、
ちなみに以前ハズレを引いてしまって敬遠していたフィリピン人講師が全体としてみれば悪くない。 リアルの語学学校でも先生をしていて、さらに副業でオンライン英会話講師もやっているという人もいるくらいで、教えるテクニックをちゃんと持っている人に当たればとても良いことがわかった。
現在はデイリーニュースかディスカッションの教材からレベル8~10のものを選んでつかっている。
せっかく学んでいるので資格をとって対外的に証明できるようにすることも検討はしつつ特に予定は立てていない。
もうすぐ仕事も本格的に再開なので時間をとれるかは不安だけど、無理のない範囲で続けていきたいと思う。