前回の記事で書いたように、祖父母宅とテレビ電話をしたり、こちらからモニタリングできるような仕組みの構築をしている。
さて、前回紹介したアイテム2つが届いたので、実運用をする前に実験をしてみた。
Echo Show (エコーショー) 第2世代 - スクリーン付きスマートスピーカー with Alexa、チャコール
- 発売日: 2018/12/12
- メディア: エレクトロニクス
セットアップ
とりあえず、本当にEcho Showが格安SIM運用できるのか、自宅で実験してみた。
実験に使ったのは、今は亡き?DMMモバイルのSIMカード。
結論から言うと、これでファームウェアのアップデートも問題なくできて、格安SIMでも速度的にはまったく問題がなさそうだ。
一方で、通信料はおもったよりいってしまった。 初期のファームウェアアップデートを含む、はじめの24時間の通信料はこれくらい。
思ったよりいったなぁ…と。最初のセットアップは従量課金じゃない回線につないでやったほうがよさそうだ。
用もないのに話しかけたりテレビ電話を試したりしているのもあるが、それ以降は1日100MBくらい使っているように見える。 なので、最低でも月5GBくらいのSIMカードが良いだろうと思う。
Alexaアプリの使い勝手
Echoを使ってテレビ電話をしたりするには、iOS/Android側ではAmazon Alexaアプリを利用する。これはEchoシリーズのコンパニオンアプリで、Echoへの通話やEchoへのスキルのインストールを行うアプリである。
連絡先を電話帳から同期する機能は全部の連絡先をインポートしようとしてしまうが、まぁユースケースにはあっていないだろうなぁと思う。 本当に使う(Alexa経由で連絡する)先だけを手打ちするほうがよい。
Echoに登録しているAmazonアカウントは母親のAmazonアカウントであり、スマホの方で連絡先を編集するとEchoの方にも反映される。
実際に設置してもらってみて、ちょっと困っていること
両親が祖父母宅にいくときに設置してもらったところ、PCもスマホも触れたことのない祖父母でも音声で電話をかけることはできるみたいだった。 このときはExciteモバイルのSIMカードを利用した。
しかし、こまったことが。
メインの連絡先である母親は、AlexaアプリをiPadとスマホ両方に入れている。この状態でEcho側から母親にコールすると、なぜかiPadのほうだけ着信があり、スマホの方が電話がならない。 一応、通知バーにアイコンが出るのだが、どうもiPadのほうで呼び出しが起きているとスマホの方がほぼ反応しない様子。
iPadは普段持ち歩いていないので、必要なときに電話がかかってきているのに気づかない可能性がある。
似たような問題を自分もかかえていて、iPadにLINEを入れているとLINEの音声通話がかかってきたときにiPad側だけ着信して、スマホ側の通知が控えめになってしまう問題がある。 もしかしたら同一の問題なのかもしれないが、どうしたものか。
Echo自体が手元にないのでいろいろ試してみることができず、解決策が見つかっていない。 なので、同じようにEchoを使った通話をやる場合は、ひとつのアカウントあたりiOS/Android端末に入れるAlexaアプリは1台だけにしておいたほうが面倒がなくて簡単な気がする。