今、手元にはSwitch Liteがある。
Nintendo Switch Onlineへの加入
あつまれどうぶつの森でゲームデビューした母親が使っていたものだが、その後LiteではないSwitchを買うことができ、あつもりのセーブデータ引っ越しサービスも提供された。 ということで、画面のちいさいLiteはお役御免になり、お下がりとしてもらったものである。
しばらくほったらかしていたのだけれども、花粉のせいか(ヒノキ花粉が1番つらい)何もする気のおきない休みの日などがあったりで、ゲームでもやってみるかと思った。 といっても、フルプライスのゲームを買うほどお金をはらうほど積極的にやりたいわけではない。 そこで、サブスクリプションのオンラインサービスに入って古いゲームをやってみることにした。
上記のサービスにはいると、ファミリーコンピュータとスーパーファミコンの任天堂純正のエミュレーターがダウンロードでき、掲載されているソフトが追加料金無しで遊べるということ。 (入れ替えもあるのかな?継続的につかっているわけではないのでわからない)
'92生まれで年上の兄弟がいない自分は、ニンテンドー64世代なので、両方共なじみはない。 スーパーファミコンは、小学校の頃に年上の兄弟がいる友達の家で何回か触れたことがあるが、ファミコンは「レトロ」を売りにする博物館だとかスーパーポテトとかでしか見たことがない。
攻略本依存症
星のカービィ スーパーデラックスとか、ゼルダの伝説 とか、やったことはないけれどもおもしろいという話をきくソフトをちらほらやってみるのだが、、どうしても手を出してしまうものがある。 それが、攻略サイト。
特に問題だと思ったのがゼルダの伝説のほう。 僕もゼルダの伝説シリーズ自体はじめてだし、おなじようにやったことがない人のために簡単に説明すると、アクションRPGなのだが、ダンジョンの攻略には謎解き要素があり、鍵のかかった扉を開けるために鍵を探すとかどこかにあるスイッチを押すと通れなかった道が通れるようになる、といった要素がある。
ゼルダの伝説はアクションに加えて謎解き要素があるわけだが、これを考えるのがめんどくさい。 また、謎解きということで、行ったり来たりもめんどくさい。今眼の前にある扉を開けるために鍵を探しに行くわけだが、取りに行くのはいいとして扉に戻るのが億劫に感じてしまう。
というわけで、「最適」なプレイをするために「絶対にここだけ」攻略サイトのちからをほんの一瞬だけかりるだけ…とサイトをひらいてしまうのだが、そしたらあら不思議、気づくと攻略サイトに指示されるまま機械のように操作しているだけになっている。
よくゲームにハマるとゲームのことしか考えられなくなるというが、もはやゲームのことすら考えていない状態になる。 ここには楽しいという感覚はなくて、終わってからただ時間が過ぎてしまった…という後悔をするのみ。 それだが、間が開くとなんとなく手が伸びてしまうというだめな中毒状態に陥っている。。(ブログ更新も過去最長レベルで滞っている) 過去はもうしょうがないけどもう決別しようということで、Switchオンラインは解約したので、そのうち真人間にもどれるだろう。
テレビゲームそのものが害悪だとは思わないのだけれども、攻略サイトがあることによって、テレビゲームという文化は不健全というか人間を堕落させる方にもっていってしまっているように思う。 ゲームのことばかり考えている状態は、ゲームのことは考えているだけまだましで、ゲーム脳よりも問題にすべきは攻略本脳のほうだと提唱したい。
攻略本の影響が少ないゲーム
最近は4G LTEのおかげか携帯でもリアルタイムのオンラインゲームができるようになっている。 こういうオンラインゲームであれば、セッションごとに入る人も違うしまだ考えてゲームをすることができるかもしれない。
オンラインゲームにも定石はあるだろうしある程度の攻略サイトは存在するだろうけど、やはり人間が相手な以上どの定石を使うかを考えたりはするようになるんだろうと思う。
もしみなさんも子供が攻略サイトをみながらゲームをやっていたら、FF14をそっとプレゼントしてあげよう。
今週のお題「やる気が出ない」